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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【1:1】2階一室・勉強部屋にて2

さて、かの青年を弟子として迎え幾ばくかの時間が流れた。
成果はどれほどのものか、少し覗いてみるとしよう。

武器商人(p3p001107)
上谷・零(p3p0002770)

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(普段通りの格好に、以前練習用にともらい受けた日本刀を携えてやってくる)
っと、待たせてごめんな、師匠!
はい、いらっしゃい。帯刀姿が様になってきたね。(ぱたんと本を閉じて、手に持つ本のすぐ上に数字を浮かべながら教え子に視線を遣る(863))
そう言ってくれると嬉しいぜ…っと、863!(以前よりは随分スムーズに回せるようになった気がする、なんて思いながら浮いた数字を応えていく)
よろしい。そろそろ難易度をあげてもいい頃合いかな。じゃあ今日も素振りから始めよう。
難易度を……!(どんな感じになるだろう、と思いながら)
了解、じゃあ…
(そう言いながら、刀に手をかけ…心で三拍子数え、その間に、腕、腰、脚の周りを…その順番通りに、己の筋肉や骨を魔力で覆うよう魔力を通し、緩く刀を引き抜く、…前よりはだいぶ、スムーズにやれてる筈だ)

始めてくか…!!(その状態で、素振りをし始める、一回ごとに確実に、丁寧にやるよう意識しつつ上段振りから…!!)
(じっ…とその様子を視ていて)

……ふむ、そろそろ頃合いか。その素振りが終わったら強化の魔術に関しては一段階進めるとしよう。
!!(その言葉に思わず目を見開いて)
おう、分かった!ちょっと楽しみだ…!(まずはしっかり此れ終らしてかないとな)
(そんなことを想いながら、素振りを再開する、最初は上段、一定の量まで言ったら次は横に、そして最後に下段の素振りを繰り返す、勿論強化魔術もしっかり使いながらだ)
(そしてしばらく降っていれば―――素振りが終わったのか、動きが止まる)
ふぅぅ…前よか慣れたけど、疲れずにやるってまでには流石に行かねぇもんだなぁ
なに、それでも目覚ましいものさ。真面目に取り組んでいるおかげで随分と様になってきたじゃないか。(くすくすと笑って、水の入った水筒を渡してやる)

さて、それじゃあ刀を触ってイメージしながらお聞き。どんな状況でも刀を投影できないと死ぬからね。
そうか?そう言って貰えるのは嬉しいよ。…もっと頑張らなくっちゃ。(努力が認められるのは、正直とても達成感がわいてくるものだ)っと、ありがと師匠(そう言いながら水筒を受け取って水を軽く飲みこんで)

ふむ、刀を触ってイメージ……(そっと、素振りしていた日本刀に触れながら、聞く体勢を)
そ、そうだよな…どんな状況でも投影できるようにしねぇと…
いい加減、投影も本格的に修練していきたいからね。
想像はつくだろうが、投影は強化より遥かに集中を要する。
だが、今のキミでは強化も同時にやらないとサクッと死ぬ。

そこで“魔術式”をキミに教えようと思う。
大雑把に説明すると…あらかじめ魔術を記録しておいて、特定の動作や短い詠唱を起動キーにする事で記録しておいた魔術を行使する方法だね。
成程な…
だ、だよな…やっぱ集中は相当必要……確かにサクッと死ぬならなおの子と同時にやらないとだな…

魔術式…!!
へぇ…魔術をそんな風に使える方法があるのか…便利そうだな、それなら時間も短めですみそうだし
今教えた魔術式に関して。利点と欠点はわかるかな、可愛い教え子?(くすくすと意地悪に笑って)
利点と欠点…?
そうだなぁ…(少し考え)
利点はやっぱ、その特定の動作とか短い詠唱で手早く起動できるところかな…?
欠点は……決まった魔術しか使えない…とか?
(どうだろう?なんて答えてみる
よしよし、優秀だね我(アタシ)の教え子。

その通り。利点は手軽に、素早く魔術を行使出来る事。
欠点はあらかじめ魔術を編んでおくから、状況に合わせた細かい調整や切り替えが効かない事だね。

状況に応じた柔軟な魔術を、しかも素早く行使するなら『並列思考』って方法もある。
鍛錬なり、改造なりで同時に魔術を展開する方法だね。こっちはキミのその後の望み次第。
おぉ、良かった、合ってたか……!
(たぶんそうじゃないかとは思ってたけどあってるのすごい嬉しい…)

やっぱそうだよな、手軽に素早く、はすごく大事だし…
ふむ、やっぱその辺の調整や切り替えが出来ないのは大変だよな…、事前に複数用意して展開を予測とかしとかないといけないだろうし…

ほぅほぅ、成程…柔軟な魔術を素早くするのに並列思考が……同時に別々のこと考える事だよな……、改造は分かるが鍛錬でも出来るようになるものなのか…?
同時に魔術展開できるならそれに越したことは無いだろうし、その辺も考えていきたいが……
まァ鍛錬の場合は当然、本人の素養もいるがね。
慣れ親しんだ魔術を2、3個同時に展開するくらいはできよう。
特に強化に関しては、呼吸の様に出来ることが理想だからね。
今回はあくまで授業を進める為の処置。
だから今後も基礎訓練として強化魔術の修練は怠らない様にね?
まぁやっぱその辺は当然だよなぁ、素養かぁ…(俺にもあったりするんだろうか…)
慣れ親しんだ魔術ならそれぐらいできるようになるのか…(めっちゃやってみたい奴だ…!)
そうだよな、強化はそれぐらいできたほうが良いよな…成程処置か、分かったよ。
勿論、その辺の基礎訓練もしっかりやってくさ
よろしい。それじゃあ式を編むとしようか。さて、何を起動の合図にしようね。動作か、言葉か……。
起動の合図かぁ…動作、言葉……確かにその辺悩みそうだよな…。流石にどっちでも起動できる、って感じにするのは厳しい感じかな? それが出来りゃ喋れない状況とか動けない状況とかが来ても発動しやすくなる気もするが…
出来ない事もないけど1つに絞るのがおすすめかな。

魔術式だって魔術なんだから、魔力を通さないと起動しない。
起動する為の動作や言葉を決まったものにするのは、そのルーチンワークをトリガーにして一気に式に魔力を通す集中力を得る為だね。

キミの感覚に近づけて言うと……勉強する前にコーヒーを飲んで頭を切り替える、みたいな感じ?それゆえに、一つに絞った方がより安定して魔力を通しやすい。
あ、そうなんだ…そーゆう仕組みなのか…ルーチンワークをトリガーに…。
(ふむ、と考えつつ)
コーヒーを飲んで頭を…あぁー、凄いわかりやすい、大体イメージは理解したよ
そりゃ一つに絞ったほうが効率が良いよな…。……なら動作のほうが良さそうかな…?
うン、あんまり日常では使わない動作にするのをおすすめするよ。暴発するからね。
小道具を併用してトリガーの動作を作成するコもいるかな。
例えば『魔術を使う時だけ普段とは違う煙草を吸う』とか。

もちろん、キミが懸念しているように喋れない状況とか動けない状況が来ると発動しにくくなるデメリットもあるけど……キミの場合、まず身体強化を手軽に発動できる形にしないと死ぬ確率が上がるからね。この後投影も覚えなきゃならんし、多少は仕方ないって事で。
暴発はやだなぁ…流石に怖いぜ…‥
ほぉ、小道具との併用……そーゆうのカッコいいな…というか暴発防ぐなら小道具使うのもいいかもな…(むむむ、と唸りつつも考える、どんなのが良いかな…)

あーーー、あー確かに…それが手軽に発動できなくて死んだらそれ処じゃねぇもんな…。
なら仕方ないか、それに…ちゃんと覚えた後に改めて調整が聞く可能性もあるかもだし…無いかもだけど
なぁに、時間は割りと融通が利く身だ。我(アタシ)も、キミもね。ヒヒヒ!
…まぁそれもそうか!俺も師匠も時間に関しちゃどうとでもなりそうだし‥。

ならさっそく動作やら考えてかねぇとなぁ、いやほんと迷うな…
言葉だったら「セット」とかもそれっぽいし、動作だったら…右手のひらに拳を当ててぐりってするとか‥、折角ならかっこよさげな感じにしたくもあるが…。(ついつい、色んな方向性で想像してしまうのはある意味男の子の性かもしれない)
(その様子を微笑ましく眺めて)よぉく考えることだね。今しばらくの付き合いになるだろうから。
成程…確かにこれを決めたら今しばらくそれと付き合うことになるしな………(よく考える、どれが一番らしいか、あるいは、やりやすくもイメージしやすい形か…)

……うん、大体やる動きは決まったぜ、師匠。(結果、シンプルな形で行くことに決めたらしい)
はい、はい。どんなの?(どことなくワクワクした様子で聞いてみて)
そ、そんなに期待されるとあれだが……
こんな、感じだな
……鍵を回すなんてイメージだが…
(そう言いながら、両手の手のひらをまず合わせ、そのまま片方の手を手前にぐるりと90度曲げる、ただそれだけの動作。…シンプルではあるけれど、イメージとしては鍵を回して、力を解錠する、なんて感じだ。やりやすさもあるが…かっこよさをもっと追求すべきだったか?なんてつい思うのは男の性だ。…でも凝りすぎたらたぶん一生でき上らない気もするし…)
うン、いいんじゃないかな。その動作であればやりやすく、かつ日常ではあまりやらないね。
じゃ、早速焼き付けを始めるとしよう。手を目の前に翳して。
ほっ、良かった…なら焼き付け……焼き付け?(なんだろう其れ…)
っと、了解、師匠(言われた通り、手を目の前に翳してみる)
魔力を手に集中させて。空中に紙を広げる……あー、いや……空中に魔力を塗るイメージで魔力を出力……できる?
魔力を手に集中……え、広げ、あ、外に出す感じ……???
(思わず首をかしげながら、先んずは手に魔力を集中…ここまでは、やれる、やれるが…出力……?)…そういや出したことは無いが…やれ、やれるか…?
(やれるだけやってみようと、翳した手を広げるように、塗る様に横にスライドしてみようと…)
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(――――したは、良いものの…流石にいきなりできれいに広がってくれなかった、というかかなり維持するのが危うい)ぐ、ぬぬぬ…・・・……!!!!(…これ気を抜いた瞬間魔力ぽとっておちそう……。流石に体内と体外じゃ、勝手が違うし、パン出す時ともかなり違う……!)
うーん、これはお花紙。せめてロール紙くらいで頼めるかい?(師の言葉は辛辣だった)

まず落ち着いて、魔力を整えて。それから感覚的には押し出すイメージで……。
お花紙……お、おぅ、そうだな・・もうちょいまともな感じにしねぇと……!!

落ち着いて……(深呼吸をしつつ)魔力を整え……(まず手に集めて、整えるイメージ…そして押し出す感じ……!!!)
(そうして押し出してみれば…さっきよりはマシな感じに…、ロール紙よりは…マシな感じになって出てきた。)
こ、こうか……?もうちょっとより精度を上げたほうが良いかな…?
(手を翳しつつ、もうちょっと魔力をより込めていけば…行けるだろうか)
ン、まァ、書き込む分には問題無さそうかなァ……じゃあ、四隅をピンで留めるイメージを追加して。
ほっ、良かった……四隅をピンで……?りょう、かい……!!!
(手のひらに力を籠め、魔力を注ぎ補強するように…ピンで留める様にイメージを追加していく。…‥‥…さっきのに補強した形な為か、段々と形にはなってきており、…無事ピンは付けれたようだ)
ん、留め終わったら集中しなくてもその場に魔力が残るか確認してね。そこに魔術を書き込むから。
……あ、そうかピンはその為……っと、了解だ……!(手をプルプルしつつ、一旦集中をやめる。……一秒、二秒、三秒、四秒…………あ、良かった、魔力残ってる……!!!)
どうにか残ってるぜ、師匠…!!

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