PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【個別RP】薄霧の繁華街で

朝日に焼け出された死にたがりは薄い煙を吸う。
賑やかで明るい日常へ、何でもないよと帰るため。
朝靄から逃げ出した寂しがりは強い酒を求める。
記憶も所在も定まらないが、仲間と騒ぐために。

そんな曖昧模糊の時間に、こんにちは。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
この世界で同い年に会ったのは初めてだな。
似た世界や一個下とかなら会ったが。
リーノ、は何語?
イタリア語だ。まぁ、そんな大層な名前じゃない
ふうん?そんな名前のお菓子があったな、とは思ったが。
カンリーノだっけ。長細いやつ。
あのクリームたっぷりの甘いやつか……?
俺の名前のLinoは俺の髪色を意味することだ。覚えやすいだろ?
たぶんそれ。春雨の皮みたいに生地を巻いてるやつ。
(相手の髪を見て)鈍めの金色?
まぁ、そうだな。歳を取れば髪の色も褪せてくる。
外つ国の人は髪と瞳が加齢によって色が変わると聞くからな。
その口振りだと元は明るかったのか。
(アジア人はずっと黒いからと溢した)
まぁ、今よりも少しな。
そうなのか、俺はアジア人のことはよくわからないが、ずっと変わらない綺麗な黒髪を少々羨ましく思う。といっても、なんだ、あー…………上手くは言えねぇな
童顔?(良く言われるよ、と苦く笑った)
や、別にそうじゃないんだが……まぁ、やっぱ何でもないな
変わった子だね、君。(ふっと短めに息を吐く)
ねえ、甘いものは好きかい?
じゃあ、フルーツパーラーに行かないか?夜から開くところがあるんだ。
フルーツぱーらー……?ふむ、面白そう……だな?果物を食べる場所なのか……
(首を傾げ)
果実を使ったパフェなんかも食べれるよ
(煙草を消して歩きだそうと)
そうか。
(同じく煙草を擦り付け京司の後ろを歩く)
(人が疎らな道を歩き、雑居ビルが建ち並ぶ方へ)
(雑居ビルを上がった三階、白い枠の 扉をあける)
こんばんは
(扉の向こうは白を基調とした店内。
髪をまとめた女がいらっしゃいと出迎える。
カウンター席が5、6。3つあるカフェテーブルには椅子が2脚)
どっちに座る?カウンターかカフェテーブルか。
そうだな……んじゃテーブル席で
(テーブル席を指さす)
そうしようか
(外が見える席へ向かい、腰かける。メニュー表を渡す)
あぁ、ありがとう。
(メニュー表を開き、じっと眺める)
(季節のパフェに盛り合わせ、ドリンクもフルーツ系が踊るしカクテルにもフルーツが乗っていた)
じゃあ俺は葡萄のカクテルにでもするか……。そっちはどうするんだ?
僕は季節のパフェ
(注文を聞いた女が黙って作業を開始する音が響く)
ここの席から、町が見下ろせるよ
ほう、悪くない景色だな……
(ジッポーと煙草を一本懐から取り出し)
夜に開くから、街灯が綺麗でね
良くここに座るんだ
そうか……
(煙草を口に咥え火をつける)
そんな気に入ってる場所を初対面の俺に教えてよかったのか?
新人には優しくするタイプさ、僕は。
(ふざけて言うと、下界を見下ろす)
(白い煙を吐きながら)
ははは、まぁお前から見れば俺はこの世界に来たばかりの新人だからな
まあ僕も新人と云えば新人な気がするがな
(かちゃり、それぞれの前に品物が届く)
(店員に軽く頭を下げ)
そうなのか? でもまぁ、俺から見たら相当先輩なんだろうなぁ?
……どうだろう?
あんまり前衛にいないこともあって、自覚が薄いのだよね、戦士の。
ふぅん……でも俺よりもこの世界を知っているのは事実だな
(トントンと煙草の灰を落とし、グラスを片手に持つ)
あー……まあ……?
簡単な世界情勢くらいだがね、分かるのは。
(パフェのてっぺんからつつく)
俺は幻想……?だっけか?も、曖昧だからなぁ
(グラスを揺らし口元に運ぶ)
そうそう。王とか貴族とかなんちゃらかんちゃら小難しことはどうもわからんもんだ……
僕もまあ、詳しくはないが。
……王様が一寸ばかり頭が緩くて、
今のところ、3つの貴族で回ってるんだっけな、この国は。
なるほどな。まぁ、平和であればよしだな
自分の生活に支障が出なけりゃなんでもいい……てな
(苦笑い)
平和とはまあ、あれだが。
生活に支障あることは少なかろ
(クリームに差し掛かる)
それが一番だ
(グラスを置き、再び煙草を吸う)
ふー……そろそろ帰らにゃいかん時間だな
(懐から懐中時計を取り出し)
今日は随分と楽しい時間が過ごせた
(灰皿に煙草を擦り)
ああもう、こんな時間か。結構話したな
僕も楽しかった
……それじゃあ、またな
(席を立ち手を振り店を出る)
ああ、また。僕も会計を
(済ますともう一度だけ、街を見下ろして。
夜の中に帰っていった)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM