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惑いの花酒亭
(呼ばれる声に顔を上げればいつもの友人の顔。
聊か眠たげな黒豹はひらりと手を挙げる。
道順を聞かれている様子に仕方なさそうに肩を竦めた)
はァい、ラダ。
見ての通りよ、いつものマスターの唐突な思いつき。
んもう、イヤんなっちゃう。
(向かいの席を指差して誘う。
未だに足元で野良犬をあやしながら欠伸を零して)
何でもカウンターの板の取り換えとか床の張り替えしたいんですって。
酒は出すから外に居ろって放り出されたのよ。
お蔭でちっとも落ち着いてられやしないわ。
聊か眠たげな黒豹はひらりと手を挙げる。
道順を聞かれている様子に仕方なさそうに肩を竦めた)
はァい、ラダ。
見ての通りよ、いつものマスターの唐突な思いつき。
んもう、イヤんなっちゃう。
(向かいの席を指差して誘う。
未だに足元で野良犬をあやしながら欠伸を零して)
何でもカウンターの板の取り換えとか床の張り替えしたいんですって。
酒は出すから外に居ろって放り出されたのよ。
お蔭でちっとも落ち着いてられやしないわ。
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幻想でも薄紅色の花が咲き、温かな陽気が眠気を誘う。
そんな最中、いつもの酒場に見慣れぬ看板。
『店内改装中、テラス席あり〼』
見れば店の前、丸テーブルと椅子が置かれているようで。
虫よけの香が焚かれているのか涼しい香りが風に流れている。
昼下がりの酒場外、先客の黒豹が呑気に欠伸を零した。
==========
珍しく昼時、人通りのある酒場前のテーブルです。
それほど治安が良いとは言えぬ地区ですので行き交う人も様々。
野良犬が餌を投げて欲しそうに見て来たり。
気まぐれな野良猫が我が物顔で膝に乗り上げたり。
時に道を尋ねられたりナンパされたり。
場合によっては酔っ払いに絡まれたり。
そんな訳でダイス判定のお時間です。
◆01~69
奇数なら野良猫、偶数なら野良犬が現れる。
結構遠慮なく懐いてくる。
◆70~99
偶数なら通りすがりの商人に道を尋ねられる。
たまに物を売りつけられるかもしれない。
奇数なら通りすがりにナンパをされる。
強引な手合いもいるかもしれない、ご注意を。
◆ゾロ目
酔っ払いが現れた!やたら絡んでくる!