ギルドスレッド
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惑いの花酒亭
(響くドアベル、顔を覗かせる偉丈夫に女主人と先客の目が向いた。
いらっしゃいませ、と柔らかに女主人が彼を迎え注文を伺う)
ねぇマスター、私にもお代わりちょうだい。
(彼の注文に重ねるよう、一気にグラスを干した女も次の酒を求めた。
それから面白がるような金目が同じカウンター席の彼へ向かう)
はぁい、こんばんは。ここへは無事に着けまして?
いらっしゃいませ、と柔らかに女主人が彼を迎え注文を伺う)
ねぇマスター、私にもお代わりちょうだい。
(彼の注文に重ねるよう、一気にグラスを干した女も次の酒を求めた。
それから面白がるような金目が同じカウンター席の彼へ向かう)
はぁい、こんばんは。ここへは無事に着けまして?
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カウンターには黒豹が一匹、薄く笑って傲然と構えている。
あえかに薫る花酒の酒精が惑いへ誘う。
抗うか、溺れるか。それを決めるのは尋ね人次第――。