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惑いの花酒亭

【酒場/RP-テーブル席2】

午前様だった黒豹はその日の夕暮れまでたっぷりと惰眠を貪っていた。
空腹感を覚え、漸く酒場に降りてきてみれば人が少ない。
まだ酒場も開いたばかりなのだろうと欠伸をかみ殺しつつ気まぐれにテーブル席を陣取る。
程なく訪れた顔見知りの男を見付ければにんまりと唇が笑みに歪んだ。

「ねぇそこの色男さん、こっちで飲みましょうよ」

そんな誘い文句で厳めしい男をテーブルに呼ぶ。
他の客が訪れるまでのささやかな一時、言葉を交わすのも悪くはないだろう。

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お呼びした方とのスレッドです。
カウンターから少し離れた酒場のテーブル席。

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へいへい、偉い偉い。
(苦笑しながら、言葉に耳を傾ける)
流石にそんな風にいじめられて喜ぶ趣味はねぇよ。
まあ確かに、こんな風に身の上話をできるのは
お前さんくらいかもしれねぇな。
ここの他の仲間も気を使わねぇでいい奴等だが、よ。
(アーモンドを齧りつつ、グラスを傾ける)

不毛でも構わねぇさ。まだこの世界で死んでやる、
って気概はねぇからよ、まだ、な。
まあ、仕事や役割には常に全力だし、体張ってるがよ。
それが昔からいつもの事だったからな。
まあ、堅気の世界で生きられなかったあぶれものだからよ、
器用に立ち回れていりゃ、こっちにゃいねえ、てのもあるがな。
女泣かせかどうかは分からねぇがよ。
むしろ女泣かせといや、傭兵や船乗りなイメージだが。

まあ、世界の終演を防ぐっていっても、イマイチ想像がつかねぇな。
俺達がどちらに向くにせよ、行動すりゃいい方向に進めるそうだがよ…。
リノは喚ばれた時、当然この世界にいたんだろうが、どんな感じだったんだ?

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