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ギルドスレッド

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惑いの花酒亭

【酒場/RP-テーブル席2】

午前様だった黒豹はその日の夕暮れまでたっぷりと惰眠を貪っていた。
空腹感を覚え、漸く酒場に降りてきてみれば人が少ない。
まだ酒場も開いたばかりなのだろうと欠伸をかみ殺しつつ気まぐれにテーブル席を陣取る。
程なく訪れた顔見知りの男を見付ければにんまりと唇が笑みに歪んだ。

「ねぇそこの色男さん、こっちで飲みましょうよ」

そんな誘い文句で厳めしい男をテーブルに呼ぶ。
他の客が訪れるまでのささやかな一時、言葉を交わすのも悪くはないだろう。

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お呼びした方とのスレッドです。
カウンターから少し離れた酒場のテーブル席。

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あぁいう方々の肝臓は違う次元にあるって思うわ、ほんと。
ふふ、前後不覚になるほど酔いたい時は呼んでね。眺めてるから。
(指先についたソースを舐めた。
 果実水のグラスに口を付け残りを飲み干す。
 もう一杯頼もうか、悩むように伏せられる視線)
ありがとう、嬉しいわ。
今度お気に入りのドレスを着た時は見せにくるわ、その時は褒めてちょうだい。

そうね、きっと多分……同じなんじゃないかしら。
(汗をかいたグラス、その滴を指で掬い取る。
 濡れた指先で淵をなぞれば高い声でグラスが鳴いた)
こういう生き方しか知らないけど、でもイヤだとは思わないの。
多分、他の生き方を知ろうともしないからだろうけど。
――ねぇ、アナタの世界って自分で生きる方法を決められるって本当?
(ひやりと温度のない目の色をして問う。
 口元ばかりはゆるく弧を描いていた)
アナタは孤児から、どうしてヤクザになろうと思ったのかしら。

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