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ギルドスレッド

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惑いの花酒亭

【酒場/RP-テーブル席2】

午前様だった黒豹はその日の夕暮れまでたっぷりと惰眠を貪っていた。
空腹感を覚え、漸く酒場に降りてきてみれば人が少ない。
まだ酒場も開いたばかりなのだろうと欠伸をかみ殺しつつ気まぐれにテーブル席を陣取る。
程なく訪れた顔見知りの男を見付ければにんまりと唇が笑みに歪んだ。

「ねぇそこの色男さん、こっちで飲みましょうよ」

そんな誘い文句で厳めしい男をテーブルに呼ぶ。
他の客が訪れるまでのささやかな一時、言葉を交わすのも悪くはないだろう。

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お呼びした方とのスレッドです。
カウンターから少し離れた酒場のテーブル席。

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あらあら、ヤンチャなオヤジさんだったのね。
(秘密にしておいてあげるわ、と密やかに告げた。
 けれど吹聴したところでどうなることでもない、彼は『ここ』にいるのだから)
でも残念、くだをまくほど酔わせたヨシヒロを拝むことは難しそうだわ。
ドレスはね、燃えるような真っ赤な絹のドレスだったの。金糸で刺繍がしてあって後ろは引きずるくらい長くて――…私によく似合っていたわ。
(いっそ傲慢なほどに言い切って溜息を零す。
 ふと、サンドイッチの間に挟まれたピクルスに眉を潜める。
 引っ張り出して皿の淵に置いた)

若い頃若い頃って、アナタ十分若くみえると思うんだけど。
でも多分、少し我慢強くなっただけで中身はちっとも変わっていないんだと思うわ。
アナタ、とっても喧嘩が好きそうに見えるもの。

組もそうだし、イレギュラーズっていう枠もあるし…。ヒト、男、見た目――…数えきれないほどの枠があるわ。
(絡む視線を外さず、ゆっくりと言葉を口にする)
きっと、そういう全てのしがらみを飲み込んで生きているんでしょう?
だからきっと、アナタ自由なのね。

ねぇ、私はあなたの目から見てどうかしら。自由に見える?

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