ギルドスレッド
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惑いの花酒亭
血を糧にする生き物なんてごまんといるわよ、気に病むようならお食事の前にお祈りなんてしてみたら?神様今日も糧をありがとうございます、ってね。
(少しは気分が晴れるかもしれないわよ、と肩を竦めてみせた)
んふ、処世術みたいなものよ。生意気な小娘の拙い駆け引きと思ってちょうだい。
(刺さるほどに鋭い視線を、まるで柔らかな羽で擽られているような笑みで受ける。瓶にたっぷり満たされていた薄紅ももうすぐ干されてしまいそうだ)
ほんと、ステキなお二人だったわ。あぁいうのってスキよ、火傷しそうに熱くて。――アナタも同じくらいにステキ。やっぱり強いヒトって良いわ、ゾクゾクしちゃう。
(響く声色の陰りと深みに益々楽しげに唇を歪ませる。月明りに照らされる顔はどこか太陽を見た後のような、そんな顔をしていたようで。この吸血鬼も太陽に焦がれることがあるのだろうか、とグラスのふちを指先でなぞりながら考えた)
なるほど、あってもなくてもって感じなのかしら。嗜好品だったら尚更厳選しなくちゃ損よねぇ、どうせ口に入るなら美味しいほうが良いわ。
こっちではそれほどじゃないってことは召喚される時に少し体の作りが変わったのかしらね。私も夜の方が相性がいいし、気持ちはわかるわ。
(ニンニクや十字架は信心の問題なのか、と不思議そうに頷く。彼女の口端から覗く牙に目を細めて。目配せを受けたマスターは柔く微笑んで視線を返した)
好きな食べ物?そうねぇ、水気の多い果物かしら。あとはシンプルに焼いたお肉とかが好きよ。
(少しは気分が晴れるかもしれないわよ、と肩を竦めてみせた)
んふ、処世術みたいなものよ。生意気な小娘の拙い駆け引きと思ってちょうだい。
(刺さるほどに鋭い視線を、まるで柔らかな羽で擽られているような笑みで受ける。瓶にたっぷり満たされていた薄紅ももうすぐ干されてしまいそうだ)
ほんと、ステキなお二人だったわ。あぁいうのってスキよ、火傷しそうに熱くて。――アナタも同じくらいにステキ。やっぱり強いヒトって良いわ、ゾクゾクしちゃう。
(響く声色の陰りと深みに益々楽しげに唇を歪ませる。月明りに照らされる顔はどこか太陽を見た後のような、そんな顔をしていたようで。この吸血鬼も太陽に焦がれることがあるのだろうか、とグラスのふちを指先でなぞりながら考えた)
なるほど、あってもなくてもって感じなのかしら。嗜好品だったら尚更厳選しなくちゃ損よねぇ、どうせ口に入るなら美味しいほうが良いわ。
こっちではそれほどじゃないってことは召喚される時に少し体の作りが変わったのかしらね。私も夜の方が相性がいいし、気持ちはわかるわ。
(ニンニクや十字架は信心の問題なのか、と不思議そうに頷く。彼女の口端から覗く牙に目を細めて。目配せを受けたマスターは柔く微笑んで視線を返した)
好きな食べ物?そうねぇ、水気の多い果物かしら。あとはシンプルに焼いたお肉とかが好きよ。
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二度、依頼を共にする機会を経て個人的な興味が湧いた。
きつく弦を張った、うつくしい銀の弓矢のようなヒトだと思う。
爪弾けばどんな音を響かせるのか、その鏃は何処へ向いているのか。
聊か性質の悪い好奇心は尽きない。
花灯りの下、とびきりの香酒を一瓶。
黒豹が一匹、尾を揺らしながら白銀のおとないを待っていた。
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お呼びした方とのスレッドです。
カウンターから少し離れた酒場のテーブル席。
窓際、月が見えている。