ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
惑いの花酒亭
(闇夜に血の色が混じったように見えた。ゆっくりと瞬きをした金目が窓越し、待ち人を見付けて僅かに笑みを浮かべる。ドアを潜ってきた姿にゆらりと手を振って存在を示した)
先に飲んでたの、気にしないで。良い月夜ね。
(向かいの椅子を勧めながらもう一つのグラスに己と同じ薄紅の酒を注ぐ。酒精に浸され僅かに透明度を増した花弁が一枚くるりとグラスの中に躍った)
今夜は無事に辿り着けたみたいで安心したわ、この辺りは本当に入り組んでるもの。
(グラスを差し出し、己のそれも掲げた。乾杯を強請る仕草)
先に飲んでたの、気にしないで。良い月夜ね。
(向かいの椅子を勧めながらもう一つのグラスに己と同じ薄紅の酒を注ぐ。酒精に浸され僅かに透明度を増した花弁が一枚くるりとグラスの中に躍った)
今夜は無事に辿り着けたみたいで安心したわ、この辺りは本当に入り組んでるもの。
(グラスを差し出し、己のそれも掲げた。乾杯を強請る仕草)
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
二度、依頼を共にする機会を経て個人的な興味が湧いた。
きつく弦を張った、うつくしい銀の弓矢のようなヒトだと思う。
爪弾けばどんな音を響かせるのか、その鏃は何処へ向いているのか。
聊か性質の悪い好奇心は尽きない。
花灯りの下、とびきりの香酒を一瓶。
黒豹が一匹、尾を揺らしながら白銀のおとないを待っていた。
---------------------
お呼びした方とのスレッドです。
カウンターから少し離れた酒場のテーブル席。
窓際、月が見えている。