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惑いの花酒亭

【酒場/RP-テーブル席】

合縁奇縁、とはどこのウォーカーから聞いた言葉だったろうか。

二度、依頼を共にする機会を経て個人的な興味が湧いた。
きつく弦を張った、うつくしい銀の弓矢のようなヒトだと思う。
爪弾けばどんな音を響かせるのか、その鏃は何処へ向いているのか。
聊か性質の悪い好奇心は尽きない。

花灯りの下、とびきりの香酒を一瓶。
黒豹が一匹、尾を揺らしながら白銀のおとないを待っていた。

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お呼びした方とのスレッドです。
カウンターから少し離れた酒場のテーブル席。
窓際、月が見えている。

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(黒い夜空に白く眠たげな半月が浮かんでいる。硝子の窓越し、それを肴に黒豹が酒を舐めている。透明なグラスに薄紅の酒が月明りに光っていた。テーブルに置かれた酒瓶にはこの時期見頃の可憐な花が揺蕩っている) (カウンターから離れたその席は不思議と静けさが満ちているようだった)

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