無辜なる混沌の片隅、花薫る酒場。
今日もまた黒豹が一匹酒浸り。

用心棒とは名ばかりの飲んだくれは意味深に笑って目を光らせていた。

遅ればせながら俺もプレイングだ。

【花穂】
1:『大通り』

さて、こういう祭ってのは、どんな国だっていいもんだ。
精一杯飲んで食って、楽しまなきゃ損ってもんだぜ。

いつもの酒場のメンバーで大通りに繰り出そう。
貰ったバッジは身に付けておくぜ。
リノもラダもディアンドルを着ているようだな、
中々似合ってるぜ。流石に新田さんや俺が着るのは勘弁だ。
服装はいつものスーツよりは緩めで、薄手のシャツにジーンズくらいかね。

ブルラガー片手に、何種類もヴルストを盛った皿を片手に、練り歩くとしよう。
こういう時くらい酔わなきゃ損だ。
…そう考えられるくらいにゃ、楽観的になったのかねぇ。

さあ、乾杯だ、Eins, zwei, drei, g'suffa! Prost!