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惑いの花酒亭
夜なら魚だって寝てるんじゃないのか? 夜行性のがいるかもしれないけど……
……待って、待ってくれ亘理。あのビーチ、そういう事言ってると出てくるから。
平和に酒飲んで花火とかして遊べる事を祈ろうよ。
(何だかもう既に駄目な気もするけれど、一縷の望みを抱くことくらい許してほしい)
なるほど、人によっては悪い遊びにも使えるわけだな。
――二人とも味の方はどうだい?
こうして傍にいる分には、かすかに果実の香りがする程度だが。
(すんすん、と確かめるように水たばこへと顔を寄せて)
そういえば、煙草の香りが髪や服につくのを嫌う人もいるんだったな。
ちなみにいつもどんなの吸ってるんだい?
……待って、待ってくれ亘理。あのビーチ、そういう事言ってると出てくるから。
平和に酒飲んで花火とかして遊べる事を祈ろうよ。
(何だかもう既に駄目な気もするけれど、一縷の望みを抱くことくらい許してほしい)
なるほど、人によっては悪い遊びにも使えるわけだな。
――二人とも味の方はどうだい?
こうして傍にいる分には、かすかに果実の香りがする程度だが。
(すんすん、と確かめるように水たばこへと顔を寄せて)
そういえば、煙草の香りが髪や服につくのを嫌う人もいるんだったな。
ちなみにいつもどんなの吸ってるんだい?
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黒豹からそんな誘いがあった。
なんでも街はずれに薄紅の花を咲かせる見事な大樹があるらしい。
きちんと片付けさえすれば酒盛りをしていいと地主に話をつけてきたのだと婀娜に女は笑った。
どういう手管を使ったのかは、まぁお察しだろうが。
「マスターは来られないけど軽食と飲み物は提供してくれるそうよ。あとは各々好きなものを持ち寄ってオハナミなんてどうかしら」
異世界の行事を真似てみたいの、と。
薄紅の花弁を零すその木は『桜』という花らしい。