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惚骨
失礼しちゃうよねェ、そンな訳無いのにねェ。だッて、俺の胸中は何時だッて宝石を待ち焦がれてンだ。此ッて"恋"みたいなモノじゃアないか。いンや、最早"愛"というヤツかもしれない。 ……ほゥら御覧!宝石箱にだッて甘い心は残ッてンだ。其処ンとこ、解ッといて欲しいよねェ〜〜。
(――何ちゃって。恋とか愛とか、宝石箱には重過ぎて。舌先が欠けそうな御話なのだけど。)(不機嫌そうな表情を一転させて、愉快げにころころ笑い。其の末、欠伸一つ零せば地面へと寝そべった。)(そんな、八月九日の噺。)
(――何ちゃって。恋とか愛とか、宝石箱には重過ぎて。舌先が欠けそうな御話なのだけど。)(不機嫌そうな表情を一転させて、愉快げにころころ笑い。其の末、欠伸一つ零せば地面へと寝そべった。)(そんな、八月九日の噺。)
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鏡台の前は其れのお気に入りの場所だった。
何せ、どんなに美しい宝石を胸中に飾り立てたとて、鏡が無ければ自身には眺める事が出来ないからだ。並べた其れ等は紛れも無い自身の収集品で有るのに、どうしたって其れの造りは"誰かに所持される為の宝石箱"でしかないと云う訳だ――全く腹立たしい事に!
☆。°.*☆
篝だけの、呟きの場。