ギルドスレッド
街外れの森、鳥たちの巣
(はぁ……と深い溜め息をつき)なぜお前たちは俺の言うことを聞かないんだ。集るばかりではこちらも困るというものだろう。
(バサバサと大きな翼を広げ肩に止まる一羽のワタリガラス)
またお前か。そこは邪魔だし肩が凝ると言っているだろう。
まったく、退屈はしないがどうにも制御ができんギフトだなこれは……。
(バサバサと大きな翼を広げ肩に止まる一羽のワタリガラス)
またお前か。そこは邪魔だし肩が凝ると言っているだろう。
まったく、退屈はしないがどうにも制御ができんギフトだなこれは……。
(肩の荷もそのままに満更でもない様子で鳥たちに話しかける)
良い所を見つけたと思ったのだが、元々はお前たちの場所だったのかもしれないな。
邪魔者と追い出されないだけ俺は幸福か。
(懐からパンを取り出し小さくちぎって投げ)ほら、好きに食うといい。街の土産だ。
良い所を見つけたと思ったのだが、元々はお前たちの場所だったのかもしれないな。
邪魔者と追い出されないだけ俺は幸福か。
(懐からパンを取り出し小さくちぎって投げ)ほら、好きに食うといい。街の土産だ。
(パンをやり終え、肩のワタリガラスが飛び去っていく。少しの間を置き、顔を上げた視線の先には来訪者の姿)
ここで他者を見るのは初めてだ。
キミは……迷子か?
ここで他者を見るのは初めてだ。
キミは……迷子か?
迷子…ふふ、ええ、ええ。そうですね、迷子です。
(飛び立つ一羽の雲雀を見送って)ええ、また逢いましょう、可愛い同胞。
…それにしても…ふふ、和やかな光景でしたので、つい目を奪われてしまいました。
鳥達に好かれやすい御方なのでしょうか?
(飛び立つ一羽の雲雀を見送って)ええ、また逢いましょう、可愛い同胞。
…それにしても…ふふ、和やかな光景でしたので、つい目を奪われてしまいました。
鳥達に好かれやすい御方なのでしょうか?
ギフトのおかげでそうらしい。
飯をねだられ、遊び道具にされているだけなのだがな。
(足元を彷徨く鳥たちを眺め、優しい声色で)ふふ。なかなかどうして可愛い奴らだ。
飯をねだられ、遊び道具にされているだけなのだがな。
(足元を彷徨く鳥たちを眺め、優しい声色で)ふふ。なかなかどうして可愛い奴らだ。
こんにちは。アルエット探検してたらここに着いちゃった。
少し休憩させてもらってもいいかな?
(ぱたぱたと空から舞い降りて来る飛行種の子供)
少し休憩させてもらってもいいかな?
(ぱたぱたと空から舞い降りて来る飛行種の子供)
フェネクス、待って。……どうしたのかしら。勝手に何処かへ行くだなんて珍しいわ。
(先を行く使い魔を追うように入ってきて)あら、こんなところがあったのね。
お邪魔してごめんなさい。私達もここで休ませてもらっていいかしら。
(先を行く使い魔を追うように入ってきて)あら、こんなところがあったのね。
お邪魔してごめんなさい。私達もここで休ませてもらっていいかしら。
(新たな来訪者に向き直り)ああ、構わない。もとより俺も勝手に居着いているだけの男だ。
ベンチに座るつもりなら気をつけたほうがいい。
お世辞にも綺麗とは言い難い状態だ。美しい服が台無しになってしまうかもしれん。
ベンチに座るつもりなら気をつけたほうがいい。
お世辞にも綺麗とは言い難い状態だ。美しい服が台無しになってしまうかもしれん。
そう。ならいいのね。服くらい平気よ。気にする必要はないわ。
(空いているベンチに座り、大きな魔女帽子を脱いで膝元へ)
さぁ、帰っておいで。(使い魔に呼びかけて帰ってくるよう促している)
(空いているベンチに座り、大きな魔女帽子を脱いで膝元へ)
さぁ、帰っておいで。(使い魔に呼びかけて帰ってくるよう促している)
(フラムに倣って、アルエットも空いているベンチにちょこんと座り、羽を楽な位置に折り畳んで力を抜く)
……あれ、どこかで見かけた気がするね。
(視線は鴉を向いている。特徴的なマスクと黒いフードを確か教会か図書館……静かな場所で見かけた気がする、とアルエットは思案する)
(フラムの姿と使い魔を呼び戻す動作を見て目を輝かせるアルエット)
あ、あの。絵本の中の魔女さんなの?
どうやってやってるの?
……あれ、どこかで見かけた気がするね。
(視線は鴉を向いている。特徴的なマスクと黒いフードを確か教会か図書館……静かな場所で見かけた気がする、とアルエットは思案する)
(フラムの姿と使い魔を呼び戻す動作を見て目を輝かせるアルエット)
あ、あの。絵本の中の魔女さんなの?
どうやってやってるの?
(来訪者達を前に改めてざっと庭園を見渡し、微かに溢れるような声で)
誰かが訪れる場所というのはそれだけで価値がある。
この場所も本来の価値を取り戻して喜んでくれればいいのだがな。
(アルエットの声を聞いて向き直り、確かに覚えがあると以前の記憶を思い出す)
キミはあの時教会に居た……。
奇遇だな、アルエット。探検は順調か?
誰かが訪れる場所というのはそれだけで価値がある。
この場所も本来の価値を取り戻して喜んでくれればいいのだがな。
(アルエットの声を聞いて向き直り、確かに覚えがあると以前の記憶を思い出す)
キミはあの時教会に居た……。
奇遇だな、アルエット。探検は順調か?
(鳥達へ向けた音色を聞いてふわりと微笑み)
…そう。貴方、彼らを好いていらっしゃるのですね。
…と、あら?
(新しく来たお二人に向き直り)
まぁまぁ、今日は。お邪魔していますね。
そちらのお嬢さんはアルエットさんと仰るのですか?
…そう。貴方、彼らを好いていらっしゃるのですね。
…と、あら?
(新しく来たお二人に向き直り)
まぁまぁ、今日は。お邪魔していますね。
そちらのお嬢さんはアルエットさんと仰るのですか?
(挨拶されて声の主へと振り返り)ええ、こんにちは。あなたもここで一休みかしら?
(目を輝かせるアルエットを見て優しく微笑み)ふふ……残念だけど、その魔女さんとは人違いね。
この子は私の作った使い魔なの。普段は私のお願いをよく聞いてくれる良い子なのよ。
(帰ってきた使い魔が帽子を巣に見立てるように収まっている)
(目を輝かせるアルエットを見て優しく微笑み)ふふ……残念だけど、その魔女さんとは人違いね。
この子は私の作った使い魔なの。普段は私のお願いをよく聞いてくれる良い子なのよ。
(帰ってきた使い魔が帽子を巣に見立てるように収まっている)
(好いているのかと問われ)ああ。共にいる間、独りではない気がする。
独りよがりな感情ではあるが俺からすれば友のようなものだ。
(臆面もなく鳥たちを友と呼び、また応えるように周囲の鳥たちが一斉に鳴く)
独りよがりな感情ではあるが俺からすれば友のようなものだ。
(臆面もなく鳥たちを友と呼び、また応えるように周囲の鳥たちが一斉に鳴く)
(二足歩行の犬が森の中を歩いてきょろきょろ。散策している様子)
ここ静か。でも鳥の声がいっぱいだ。どこからだろう……?
ここ静か。でも鳥の声がいっぱいだ。どこからだろう……?
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特異な風貌とは裏腹に沢山の鳥たちに囲まれそれぞれと遊んでいるようだ。
少しばかり様子をうかがうと、時折肩に止まられては頭を突かれたり喧嘩する鳥たちの間に割って入ったりとまさしく平和この上ない光景であった。