ギルドスレッド スレッドの一部のみを抽出して表示しています。 廃墟 【RP】贄神の果物狩り初体験 【贄神】 オズウェル・ル・ルー (p3p001119) [2017-10-20 02:55:23] 農園の一角。 目の前には、それはもう元気よく走り抜けて行く果物の群れ。 ……そう、走り抜けて行く、果物の、群れ。「……?……動いた」 果物って、動くものだっただろうか。もしかして、自分が知らないだけで動くのが当たり前なのだろうか。 目の前の状況をまじまじと見つめる、左右異色の瞳。 これがこの世界では普通なのかもしれない。なるほど、異なる世界というものは驚きに満ちている。 しゃがみこんで長々と観察していたせいで、3度目までは通過を見逃した。あんまり見事な走りで、つい。 そうして、4度目。 目の前を横切った果物をわしっと無造作に掴んで、手にしていた籠に入れる。 籠の中から出ようとする活きの良いそれを片手で押さえつつ、ことりと小首を傾げる。「……どうやって食べよう」 今度はそれが大きな問題だった。・【爽秋の一時】みんなで楽しく? 果物狩り https://rev1.reversion.jp/spevent/result/18/25 これをもとにしています・入室可能数:1名・どなたでも歓迎・上記イベシナに参加した方でも、していない方でも歓迎・その他、臨機応変 →詳細検索 キーワード キャラクターID 検索する キャラクターを選択してください。 « first ‹ prev 1 next › last » 戻る
目の前には、それはもう元気よく走り抜けて行く果物の群れ。
……そう、走り抜けて行く、果物の、群れ。
「……?……動いた」
果物って、動くものだっただろうか。もしかして、自分が知らないだけで動くのが当たり前なのだろうか。
目の前の状況をまじまじと見つめる、左右異色の瞳。
これがこの世界では普通なのかもしれない。なるほど、異なる世界というものは驚きに満ちている。
しゃがみこんで長々と観察していたせいで、3度目までは通過を見逃した。あんまり見事な走りで、つい。
そうして、4度目。
目の前を横切った果物をわしっと無造作に掴んで、手にしていた籠に入れる。
籠の中から出ようとする活きの良いそれを片手で押さえつつ、ことりと小首を傾げる。
「……どうやって食べよう」
今度はそれが大きな問題だった。
・【爽秋の一時】みんなで楽しく? 果物狩り
https://rev1.reversion.jp/spevent/result/18/25
これをもとにしています
・入室可能数:1名
・どなたでも歓迎
・上記イベシナに参加した方でも、していない方でも歓迎
・その他、臨機応変