（畳にほのかな水の香りが混じる和室）
（物はあまりなく、意外にもきちんと片付いているようだ）

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・アイテム配置はご自由にどうぞ。

＜Despair Blue＞アナタを呼んだレチタティーヴォ
夏あかねGM
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◆心情
…嘘だ
おいやめろ、やめてくれ…こいつは何の冗談だ！
そんな訳ねぇ、あいつがここにいる訳がねぇ！
…だってあいつは…リーデルはあの日、俺が――

◆行動
開始と同時にリーデルまで移動
海上にいるなら携行品使用で空中から接近

「――リーデル！」

堪らず名前を呼ぶ
22年間一度も忘れたことのねぇ彼女の名を

マイセンにバレようがもう構うか
…あぁ、そうだ、俺は知っていた
お前さんが海洋に来るずっと前から――リーデルの事を

茨を【烈火業炎撃】で焼き払いながらリーデルに呼びかけ続ける
相手の攻撃は回避か防御集中
リーデルを“もう一度”殺す覚悟なんて今の俺にはねぇ
だから船が動かせるまで張り付いてとにかく時間を稼ぐ
身体が動く限りは
これが、あの日からずっと逃げ続けてきた俺への、当然の報いだって言うんなら

マイセンが原罪の呼び声の影響を受けそうになったら突き飛ばして庇う
正直頭ん中はぐちゃぐちゃで、二日酔いの朝並に気分が悪いが
俺の命に代えてもマイセンだけは守らねぇと
他の誰でもなく、記憶の中のリーデルのために

「俺を恨め。後でいくらでも罵って殺せ。だから――今だけは、正気でいろ！」

出航の合図を受けたら至近距離から【衝術】でお包みを遠くへ吹き飛ばす
中身が何であれ、母親なら追いかける筈だ
その隙に船に戻る
マイセンが従わねぇようなら気絶させてでも連れて行く

「……悪い、リーデル」

体が震える
息が苦しい
頼む――これが悪い夢なら、今すぐ醒めてくれ！