ギルドスレッド
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和風バル【潮騒】
ははっ、酒を注がれて謝られたのは初めてだ。(肩を揺らして笑えば、合わせるように盃が揺れる)
困らせられたなんて思っちゃいねぇよ。気を遣った訳でもねぇ。
ただ……まあ、何だ……
(ふいと顔を逸らし、誤魔化すように酒を一口。「美味い」と呟く頬が微かに赤い)
聞き上手なやつは話し上手、とも言うだろ?
現に俺は好きだぜ、嬢ちゃんの話。話し方も、声も――そこに本当のお前さんが見える気がしてよ。
(先の仕返しとばかりに、言い回しを真似る。
意地悪な口調に反して穏やかな笑みのまま、再び耳を傾け始めた)
困らせられたなんて思っちゃいねぇよ。気を遣った訳でもねぇ。
ただ……まあ、何だ……
(ふいと顔を逸らし、誤魔化すように酒を一口。「美味い」と呟く頬が微かに赤い)
聞き上手なやつは話し上手、とも言うだろ?
現に俺は好きだぜ、嬢ちゃんの話。話し方も、声も――そこに本当のお前さんが見える気がしてよ。
(先の仕返しとばかりに、言い回しを真似る。
意地悪な口調に反して穏やかな笑みのまま、再び耳を傾け始めた)
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ぽっかりと浮かぶ白銀の月だけが、その輪郭を照らし出していた。
(……静かなモンだ)
【潮騒】から零れる柔らかな橙の光に夜闇を暴く無粋さはなく、カウンターの向こうでは、蒼い着流しの男が相変わらず煙管をくゆらせている。
ほんの数刻前まで依頼帰りの特異運命座標達と共に溢れていた喧騒も過ぎ去り、今は波の音が響くのみだ。
「あぁ、そうさな。もう誰も来ねぇようなら、そろそろ閉め――」
煙を吐き出すと、店の奥へと気だるげな声を投げようとして。
扉が開く音に「おっと」と言葉を呑み込み、入口へと顔を向けた男は、目を細めて笑った。
「――よう、いらっしゃい。
お前さんが、本日最後のお客ってワケだ。ゆっくりしていってくれや」
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◆こちらは、「一番最初に訪れたPC様」との【1:1】用スレッドになります。
既知・未知・未成年の方でも大歓迎。まったりお話できると嬉しいです。
◆時間帯は夜。シリアスや多少のメタ発言もOKです。