ギルドスレッド
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彷徨の日々
(ふと声をかけられて、肩を震わせて少し怯えたように振り向き。
けれどそこにいたのは年頃の近そうな可憐な少女で、警戒心も和らいだ)
あ、えっと……こんにちは。アルエット……さん?
はい……私、ここがどこか、分からなくて……あなたも、迷ってるんですね。
よかったら……はい。一緒に、歩きましょうか。
私は……ウィリア。って、いいます。
何も覚えてないから、そう、名乗るようにしてて……。
(ばつが悪そうに視線を反らしながら、消えそうな声で名前らしき物を呟いた)
けれどそこにいたのは年頃の近そうな可憐な少女で、警戒心も和らいだ)
あ、えっと……こんにちは。アルエット……さん?
はい……私、ここがどこか、分からなくて……あなたも、迷ってるんですね。
よかったら……はい。一緒に、歩きましょうか。
私は……ウィリア。って、いいます。
何も覚えてないから、そう、名乗るようにしてて……。
(ばつが悪そうに視線を反らしながら、消えそうな声で名前らしき物を呟いた)
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多種多様な人種が行き交い賑わう街中に、一つの白い火が灯る。
白い肌、白い装い――そして、蒼白い炎の如くたなびく霊体の髪。
前髪で隠れがちの目線は下を向き、気のない表情でとぼとぼと歩く様はさながら迷子のよう。
これはつい先日、まだ無辜なる混沌に召喚されて間もない時。
ギルド『ローレット』とやらを目指していた少女の、最初の旅の一幕。