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異界奇譚
そう、か。ならば、それが初恋と、呼んでいいかもしれん、な。
――ただ、「あいつ」とは様々な話をしたが、不思議と、互いのことは話していなくて、な。
名前は知っている。境遇も、周囲から伝わる程度には。
ただ、互いの好きな食べ物も、景色も、己の思う過去も、尋ねることも、語ることもなかった。
共に同じ景色を見て過ごしたが、今のように向き合って語り合ったことは、なかった。
(改めて、ウィズィの目をはっきりと見つめ返し)
だから、な。いつか帰った時には、会いたい、と。
互いを語り、知りたいと、時折、そう思う。
――ただ、「あいつ」とは様々な話をしたが、不思議と、互いのことは話していなくて、な。
名前は知っている。境遇も、周囲から伝わる程度には。
ただ、互いの好きな食べ物も、景色も、己の思う過去も、尋ねることも、語ることもなかった。
共に同じ景色を見て過ごしたが、今のように向き合って語り合ったことは、なかった。
(改めて、ウィズィの目をはっきりと見つめ返し)
だから、な。いつか帰った時には、会いたい、と。
互いを語り、知りたいと、時折、そう思う。
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ベッドの上で寝間着姿の少女二人、他愛ないことで語り合う。旅人も純種も、イレギュラーズであることも関係なく。
ゆっくりと、ねむくなるまで。