イレギュラーズちゃんたちの相談の席が寒ければ集中も途切れてしまいますでしょう。
銀泪の間はわたしが適温にしておきますから、安心して下さい。

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＞スティアさん
＞六派閥のどこかが別の勢力を攻めるメリットってあるのかな？
これは、『ローレット側の視点』では、まさにその通りだ。
だが、彼等の視点では違う。
アーカーシュはともかく、他の派閥は自分達の理想、思想の元、この国の覇権を取りたい。
まあ、ザーバ氏は、若干、考えが違う様だが・・・。
ともかく、その為には理想、思想の違う他の派閥を打ち負かし、排除する必要がある。
現状は、それが合法的・・・と言うのもおかしな表現だが、互いに堂々と行える状況だ。
そして他派閥と戦うと、敗者側は、勝者側に吸収、支配され、勝者側は戦力と勢力を増して行き、最終的に皇帝側と対決する。
ローレット側の視点では、冠位魔種を倒し、一刻も早く平和を取り戻すのが正義だ。
だが各派閥にとっては、自分達が鉄帝の覇権を取り、この国を治めると言う理想の達成が正義で、冠位魔種討伐は、
そこに至る『過程と障害』に過ぎない。
伊達さんへの発言でも触れたが、我々の価値、行動基準と、各派閥の価値、行動基準は同じではなく、
内乱規模ではあっても、これは既に戦争と言うことだ。
そして、帝位の移譲だが。
一対一で倒さなかった場合、各派閥の代表同士が戦って決定とかなら解りやすいのだが・・・。
そう言った規定がない場合、他の派閥が帝位移譲を放棄しない限り、冠位魔種を倒した後も、戦争が続く可能性がある。
そうならない様、きちんと確認して置きたい。
ともあれ、質問を投げてくれるのは、ありがたい。感謝する。