ギルドスレッド
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森の洋館
「……紫苑の月。
君に銀の月は必須じゃない。
銀の月から離れて生きていく事も出来る筈だ。
もしかすると、君にとってはその方が幸せかもしれない。
それでも君は、銀の月の傍にいる事を選ぶのかい?」
………。
(細い指でクウハのパーカーの裾をきゅっと握る)
君に銀の月は必須じゃない。
銀の月から離れて生きていく事も出来る筈だ。
もしかすると、君にとってはその方が幸せかもしれない。
それでも君は、銀の月の傍にいる事を選ぶのかい?」
………。
(細い指でクウハのパーカーの裾をきゅっと握る)
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木の幹の扉が語りかける。
柔らかな風に木々がそよぐ。
花が鮮やかに咲き誇る。
砂糖細工の蝶が舞う。
天に伸びたキノコの傘を暖める、春の日差しは蜂蜜の色。
晴れ渡る空を泳ぐ青い鯨がないている。
帰りたい。帰りたい。帰りたくない。
不思議の御伽噺によく似た世界。
永遠の少女の夢の世界。