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森の洋館

【RP雑談場所】談話室【誰でもOK】

ソファーやクッションなどが備え付けられた談話室。

貴方が運良く(或いは悪く!)館へ迷い込んだなら
この世ならざる住民がこの部屋へ案内してくれるだろう。

居たければ居たいだけいればいい。
飽いたならば離れればいい。
そうして、気が向いたならばまた立ち寄ればいい……。

悲劇も喜劇も茶番劇。
死者に事情があるように、生者にも事情があるものだ。
彼方では笑い声が、此方では泣き声が。
ああ、それもまた一興。

――さて、今日はどんな話をしようか。

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強欲な性質のせいか、気になったことは探求したくなるものでね。
あれこれ調べたり、試したりしたくなるのさ。ま、昔の名残もあるかもしれないが。
(水月の旦那に肩を竦めて)

、さ。赤羽の旦那。そうだろう?
(ニンマリと笑いかける)
少なくとも今この瞬間の概念死体という問題についてだが……結論から言えばアタシは考えるね。
必要な資格は生死の『境界』を跨いだことがあるか、否かだ。

『死者の世界へ行き、帰ってきた』『死者が生者の前に現れた』。そういう神話や怪談話をキミたちも一度は耳にしたことはあるんじゃないかな?
生と死というものには強固な境界線が引かれており、その上で『境界を超えた』ということはそれそのものが強く意味を持ち、物語を帯びる。

彼らは死を忌避し、ケガレとして分け、その上で"死の世界"を創り出したことで『死』に後日談を帯びさせその『境界』を強固にした。ゆえに、生死の境界を踏み越えたことのあるニンゲンは『2つの世界観の匂いを纏って然るべきだ』。

現に、
ほら、

超えたのだよ、大地の旦那。キミは超えたんだ。
キミの物語は良くも悪くも変質したのだ。死んだがゆえに!
カミサマすらその世界観を洗い落とそうとして子供その痕跡が残ったというのに、どうして人間がその属性から逃げられると思うんだい?

……、
『大地の旦那の身体は現在は生命活動を行なっている』
『しかし、過去に死の境界を超えてしまった以上は死者の概念をその身に帯びることになり、魔術的には大きな意味を持つ』
大地の旦那に僵尸術を使用する上では、大雑把にいえばそういう理屈になるね。

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