ギルドスレッド
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森の洋館
(気を落ち着かせるように、ゆったりと瞼を閉じて。
再び持ち上げた時には、何事も。そう。
何事もなかったかの様に、少女は微笑みを浮かべていた)
ーーいいえ。いいえ。
お兄さんは何も悪くないわ。
酷いことなど、なぁんにも。
悪に苛まれようと、貴方はとても優しいのね。
私達の紫苑の月。そう呼んでも宜しいかしら?
(ちょっぴり背伸びした大人びた声音で、穏やかに彼へ問いかける。
少女はとても我儘で、気分屋で。
けれどそうした”取り繕い”が不得手ではなかった。
そうしようと思えばの話だけれど)
「彼の君が”銀の月”だから”紫苑の月”……か」
(片割れの魔女の言葉を聞いて、白狼はすっと目をすがめる。
どうやら彼女は彼を随分と気に入ったらしい。
尤も、自分も似た気持ちではあるのだけど)
再び持ち上げた時には、何事も。そう。
何事もなかったかの様に、少女は微笑みを浮かべていた)
ーーいいえ。いいえ。
お兄さんは何も悪くないわ。
酷いことなど、なぁんにも。
悪に苛まれようと、貴方はとても優しいのね。
私達の紫苑の月。そう呼んでも宜しいかしら?
(ちょっぴり背伸びした大人びた声音で、穏やかに彼へ問いかける。
少女はとても我儘で、気分屋で。
けれどそうした”取り繕い”が不得手ではなかった。
そうしようと思えばの話だけれど)
「彼の君が”銀の月”だから”紫苑の月”……か」
(片割れの魔女の言葉を聞いて、白狼はすっと目をすがめる。
どうやら彼女は彼を随分と気に入ったらしい。
尤も、自分も似た気持ちではあるのだけど)
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