PandoraPartyProject

ギルドスレッド

フーガの秘密基地

【RP】おいらと商人殿。

最近、国全体の情勢だけでなく、個人的な人間関係すら危うい。

もう二度と付き合えないんじゃないかと思ってしまうぐらい、
『親友』と喧嘩してしまったのだから。

とにかく、頭を冷やしたり、気持ちを整理するために色々と行動しているが…
…やっぱり、どこか心が落ち着かない。

気晴らしに、久しぶりに『秘密基地自分の家』に戻ることにした。
屋敷の住人さんさえもいないこの場なら、気兼ねなく振舞えるかもしれない。

※フーガ・リリオ(p3p010595)と武器・商人(p3p001107)殿専用のRPスレッドになります。
双方きりがいいと思ったところで、〆させていただきます。

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うーん…………こういうのは、直接本人に聞いた方がいいってこと?
よろしい。やればできるじゃあないか。ヒヒヒヒ…!
(ケラケラと笑う)
それは、どうも……(少し怖いなと、思いつつも、少し吐息を漏らしつつ、)
……とはいえ、確かに、本当に、こういったことは直接聞いた方がいいし、
今すぐにでも様子を見に行きたい気持ちではあります。
ですが……向こうも気持ちが定まっていなかった時とか、いざ本人と向き合う時、どうすればいいのかとか、いまだに悩んで……まして。
(と頭を掻く)
……ふぅん。悩んでるって、どういう風に?
どういう風に…えっと…
どう話を切り出せばいいのかとか、
先に謝った方がいいかとか…そもそもその前にまともに会うことができるかっていう、悩み…とにかく、少し自信がない、といいますか…ううん…。
何に対して謝るのさ。(じぃ…と彼を見て)
(そんなにじっと見られると、緊張する…と思いつつ、)
……周りをよく見ずに……クウハの気持ちを、よく考えないで、魂を食われたいとか、気をつけた方がいいとか……無神経なことばかり言ってしまっていたこと、とか。
……そうだね。それはまず、謝った方がよさそうだ。(ゆっくり頷く)
は、はい……他に言いたい事は、多分クウハに直接会ってからでないと分からない、のですが、これは絶対謝らないといけませんから。
けど……謝ったその後のこと……どう続けたら……と……。
ンー?後は行動で示すしかないんじゃない?
だってキミの場合、キミ自身が変わらなければその場で謝ったって同じことを繰り返すだけだし。
(断定的な口調で)
……確かに行動で示すしかありません。
自分のその…馬鹿なことを変えないと、か。
そのためにクウハ本人のことを改めて理解しないといけませんし。
……本人に直接質問するのに困るような内容なばかりではありますが……。
ほぉ。例えば?どんなところを理解したいの?
……まず、クウハが過去の記憶を少しずつ思い出してきたようなことを言ってたこと……その記憶が、人間には良い思い出がないような内容で……その上で、魔女裁判の話をしてしまったせいで、その……さらに嫌になって、なってしまってない、のかな、と。
おいらは、一生理解できない、『親友』と呼ばれることが屈辱だと言われても、クウハを理解する事も友であることも諦めません。…けど、おいらが『人間』である事自体彼の負担になるとすると、今後の付き合い方も考えた方がいいのかな…と…。
………、いや…うぅん……。
(ソレはそこで言葉を濁した。何か思案する様な様子を見せる)
商人殿…………ううん、こればかりは、仕方がない、のでしょうか……。
これもまた本人に聞いた方が良いかもしれない、のですけども……(と、少し俯く)
……少し、怖いのです。どんな返事が返っても、大丈夫なつもりですが……。
『人間』だから、本当に何もかも呆れられて、遠ざけかっていくんじゃないかって……。
……馬鹿馬鹿しいことを。
(スッと目を細め、ボソリと吐き捨てる様に)
いや、失敬。
『人間』であることがそんなに不安なら──いっそ『人間』じゃないモノにしてやるのも一興かね。
(ソレの口が三日月の様な笑みを浮かべる)
(ゾクりと背筋が震えた。非常に嫌な予感しかしない。
そしてまた、それでクウハが喜ぶのかと、縋りそうになる。今までのことを思い出しながら、大きく深呼吸を繰り返した後で、)
…貴方の力ならそういうこともできるかもしれません。
…けど、それは、ダメだ。
そうなったら、今までのクウハの恩が、無駄になってしまう。
(悪辣な表情から一転し、とろりと優しく微笑んでみせて。ゆっくりと彼に近づいて彼を見上げる。無邪気な少女の様な菫紫の瞳)
『人間』だから。本当に何もかも呆れられて、遠ざかっていく。
そんな心配を抱えながら付き合っていくのは、辛いでしょう?
それならせめて、その最低ラインを超えてしまった方が向き合うべきことは少なくなるんじゃない?
(菫紫の瞳を見つめる。綺麗。だけど……)
……「人間じゃなければ」っていう以前に、もし「おいらがこういうヒトなら」と悩むことが何度もありました。
もしこういうヒトなら、クウハともっと親密になれるんじゃないかって。
今回の茶会も、あんなに甘えて穏やかな笑みを作ることができるヒトなら……けど。
(ドラド、と呼んで、『黄金の百合』黄金のトランペットを取り出して、握る)
……その後、皆とお話して、思ったんです。
夢に逃げ込みやすいおいらが、ここまで一人の『人間』として受け入れてくれて、
そしておいらが、フーガ・リリオという『人間』でいられるのは…クウハが、重くて辛い矛盾を抱えてもなお、付き合ってくれていたから。
「深く『人間』を恨んでいるのに、『人間』を愛することを捨てられない」っていう矛盾を。
おいらはいつも馬鹿なことばかり考えてしまったりするけど…それでもなお、彼は、『親友』として受け入れてくれてたんですから。

……確かに、今でも心配も、辛さもあります。クウハが自分の知らぬ間に変わっているかもしれないってなら、なおさら。それで、夢みたいな話に甘えたくなることもあります。さっきの会話のように。……でも、そうだな……余計な心配して、怖がってばかりは、ダメですね。
(自嘲するような苦笑いを浮かべる)
……ならば、それが答えだ。
『人間』だから、なんて。アタシの前で二度と使わぬことだね。ヒヒ…。
え?…………もしかして、その、さっきのは試していたのです?
いや?頷いてたら本気でそうしたけど。(しれっと答える)
そ、そうですか……。
(たまに冗談か本気か分からないし、そもそもその場で頷いてたらまずかったな、と思いつつ)
でも、先程のことで、不安が吹き飛びました。
何度も助けてくれた魂や人間らしさを絶対に手放さないようにって。
……たとえこの先、矛盾に苦しむことがあっても、強く向き合えるように。
……ふむ。
(先ほどより幾分、柔らかい表情で頷いて)

であれば、ちゃんと向き合う事だね。
誰かの内面にも、自分の内面にも。
はい……ありがとうございます。
(穏やかな笑みを浮かべながら)
というか、先ほどからゴジャゴジャと言ってしまって、非常に申し訳ないです…様子を見にきただけだというのに色々と聴かせてしまって…。
ん?いや、別に。どうせ色々"視える"しね。
この際、言っておきたいことがあればアタシに言ってもいいんじゃない?
"視える"? (首を傾げつつ)
しかし、言っておきたいこと……か……(うーん、と頭を掻きつつ)

…………そういえば、もう一つ気になったことがあって。
商人殿と眷属関係を結んだ時になにかしらの影響があるようにお見受けしますが…。
どの程度に相手に影響があるのでしょうか…? たとえば主の言動に少し似るだけ、とか。
これは別に自分が眷属になりたい、というわけではなく、ただの疑問、です。
ふーん?変なこと知りたがるね。
それは身体の話?それとも、魂や精神に由来した話?
(ちょっと深入りしすぎかな、と思いつつ)
……どちらかといえば、魂や精神に由来した話、でしょうか。
まあ、隠しているわけでもないが。
「眷属に依る」が回答だね。
ほんのりとアタシの気質に影響されてるだけのコもいれば、クウハみたいに相性の関係で思い切り変化が生まれるコもいるよ。
なるほど……つまりどういう風になるのかってのも本当に眷属次第になるわけですか……。
……商人殿は、クウハのことを気に入って契約したとお聞きしましたが、
クウハが、その…思い切り変化しても、その思いは変わらないつもり、なのでしょうか。
思いが変わるもなにも……そもそもアタシの所為で変わってしまっているんだから、それも含めて愛するのが当然であろ?(首を傾げて)
アハハ……すみません、また余計なことを言ってしまってました。

……個人的に会話したの、少しぐらいだけですから、個人的な感想になりますけど……
商人殿は、本当に……岩のように愛が強いんですね。
しかも、差し出がましいとか、そんなの感じなくて……ごく当たり前で自然なように。
クウハも信頼できるわけだ……いつも不安定な自分なんかと違って……。
そうかねぇ。アタシに愛されるコは気の毒だと思うけど。……まァ、岩の様と言われて悪い気はしないが。
(褒め言葉と受け取っておこう、と笑って)
愛されるコは気の毒……それは、何かしらの影響を与える、という意味で、ですか?
影響はもちろん、アタシみたいな強欲の怪物に愛される事自体が気の毒さ。
好き勝手に愛で、気儘に愛し、際限なく欲しがる。
そんなモノの愛に振り回されるなんて、みんなたまったモンじゃないだろうねぇ。
(微笑みを浮かべたまま、淡々と話し)
…………貴方も、誰かに平等に愛せてるようで、何かしらの重い矛盾を抱えている、のでしょうか。
…いいコトを教えてあげようか?坊や。
……はい。(もしや気に障ったこと言ったか)
(凄絶に笑って)

──クウハあのコを今、1番苦しめているのは…アタシだよ。
(すっと表情を戻すとそのまま踵を返す)
(壮絶に笑いながら言った言葉にしばらく呆然とする。
その後、体から妙に沸々と何かが湧き上がってくる感覚がしてきた)

………………それ、笑うところなのですか?
……、

(ゆるりと振り返り)

──
……!!!
むしろなんか、……悔しい!!! てか、なんでそうやって笑って言えるのですか!
深くよくわかんねーし、偉そうなことは全く言えないんですけど…彼を苦しめるのは、「契約を永久に解除できない」っていう時点で薄々わかってた! 少なくとも、おいらが知るクウハは『気ままな悪霊』だったから…そんなクウハがわざわざ商人殿と契約してたのは、よほどな事情なんだろうなーって思って…お茶会で主従どころか甘々なところをみてたら…、商人殿は、強くて誰にでも優しくすることが得意な魔法使いで…おいらモヤモヤするとこたくさんあったけど…商人殿が強欲の怪物だと言ったって、色々事情があるから仕方ないって思ってたけど…
でも…やっぱり…その…。

……商人殿は、『愛は強欲』って言葉を体現したようなヒトだと、思う。
それでも、…商人殿が、「クウハを一番苦しめてる」って笑っていうんだったら…。
おいらは、少なくとも、あの時、『クウハはじゃねえ』って、一言ぐらい突っ込めりゃよかった…! というか、『理想郷』って言っちまったの、どうにかしねーとだし…!
ましてや、あの甘々なの、今後どんな気持ちでみりゃ……!

……ごめんなさい……商人殿……色々と……止めてしまって……。
……商人殿も、悪くない。色々と抱えてるだけで愛してるだけで……苦しいことばっかだけど、クウハなりに受け入れようとしているし……。
一番苦しませてるのは、自分ですよ……親友として最低なことばっかだ……。
………さぁな。
キミはやることがあるのだし、アタシを糾弾したければ後日にするがいい。
……楽しみにしているよ?

(くつくつと喉奥で笑って、今度こそ去っていく)
……………………………。
(『黄金の百合』を強く握りながら見送る。さっきは、不味いことを踏んでしまったからなのか、普通に悪としてなのかあるいは……考えすぎると疲れる。今はちょっと、寝よう。と、木の根元に寝そべはじめた)

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