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シキアの樹
うん。疲れてしまった、なら。休むのが一番だ。……ずっと歩き続けるのは、大変だもの。
(サイードの言葉に、こくりと頷きながら続ける。
疲れることも、休むことも、ごく当たり前なのだと。
己が活動を始めてから一番に学んだことだった)
(――だから。貴方が望むのなら、一息ついて行けばいい。
安らうのを咎めるヒトなど、誰もいなのだ。
そう、想いながら。
藤のヒトがあやつる雲の後ろから、今一度。其処に佇む影を覗き見る。
ふかふかの雲に手を添えて、じぃとその動向を観察していた)
(サイードの言葉に、こくりと頷きながら続ける。
疲れることも、休むことも、ごく当たり前なのだと。
己が活動を始めてから一番に学んだことだった)
(――だから。貴方が望むのなら、一息ついて行けばいい。
安らうのを咎めるヒトなど、誰もいなのだ。
そう、想いながら。
藤のヒトがあやつる雲の後ろから、今一度。其処に佇む影を覗き見る。
ふかふかの雲に手を添えて、じぃとその動向を観察していた)
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青く澄みわたる空に、恵みの雲は見えず。
時折に吹き抜ける風だけが、僅かな涼を与えてくれる。
穏やかに揺れるシキアは、今日も憩い人を歓迎していた。