ギルドスレッド
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シキアの樹
なるほど。これが……貴方のギフト。
……! オレでも触れる、のか?
(軽い調子で放たれた青年の問い掛けに、思わずと言った様子で声をこぼす。
だって、さっきから気になって仕方ないのだ、とても。
好奇心の前に遠慮はどこぞへと追いやられ、お言葉に甘えて、おそるおそると浮かぶ雲へ手を伸ばす)
(――ふかり。
柔らかな質感。いつまでも触っていたくなるような、心地よい手触り。
初めて覚えた感触に、きらりと水晶が煌いた)
……! オレでも触れる、のか?
(軽い調子で放たれた青年の問い掛けに、思わずと言った様子で声をこぼす。
だって、さっきから気になって仕方ないのだ、とても。
好奇心の前に遠慮はどこぞへと追いやられ、お言葉に甘えて、おそるおそると浮かぶ雲へ手を伸ばす)
(――ふかり。
柔らかな質感。いつまでも触っていたくなるような、心地よい手触り。
初めて覚えた感触に、きらりと水晶が煌いた)
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青く澄みわたる空に、恵みの雲は見えず。
時折に吹き抜ける風だけが、僅かな涼を与えてくれる。
穏やかに揺れるシキアは、今日も憩い人を歓迎していた。