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Migrateur

《第1章》こもれび

レガド・イルシオン某所、町外れの小高い丘の上。
嘗ては人々の憩いの場所だったのだろう。
石造りの朽ちた東屋には時期を迎えた蔓薔薇が咲き綻んでいる。

生い茂る木々から零れ落ちる陽のひかりを受け乍ら。
ちいさな冒険者は目を細め、待ち人の姿を思い描いていた。

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おきゃくさま:蜻蛉
https://rev1.reversion.jp/character/detail/p3p002599

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(重なった言葉に、同じように目をキョトンとしたなら)
(小さな手をきゅっと掴む。離さないようにしっかりと)
(いつの間にか戻った愛猫を肩に乗せ、赤い和傘を左手に。ゆっくりと歩き出す)

せや、お外が暗がりになってくるのに…小さい女の子一人で、歩かせられへんわ。
それに、すぐにさよならするんが、惜しゅうなってしもて。

…って、王子様に守って貰うのは、うちやったりして?

(時折、相槌を打つように"みぃ"と肩の黒猫が鳴く)
(恥ずかし気もなく大胆に触れる感覚も、行動も、人とは違うせいだろうか)
(──否、恐らく彼女自身の性格がそうさせている)

……ほら見て、綺麗な夕焼け空。
あのお空も、お日さんが沈み切ってしもたら、じっきと夜が来る。
闇に紛れて悪いものも出てきやすなるよって、食べられんうちに…はよ帰らんと。

(本気か冗談か…揶揄う様に、くすくす笑う)
(あんまり怖がらせても悪いと察したのか…後から、”冗談や”と小さく付け足して)
(隣を歩く少女の歩幅に合わせて、カランコロン)

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