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Migrateur

《第1章》こもれび

レガド・イルシオン某所、町外れの小高い丘の上。
嘗ては人々の憩いの場所だったのだろう。
石造りの朽ちた東屋には時期を迎えた蔓薔薇が咲き綻んでいる。

生い茂る木々から零れ落ちる陽のひかりを受け乍ら。
ちいさな冒険者は目を細め、待ち人の姿を思い描いていた。

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おきゃくさま:蜻蛉
https://rev1.reversion.jp/character/detail/p3p002599

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(綺麗よ、なんて。手放しで告げられた賛辞に、ぽっと頬が林檎に染まり)
(もにょもにょと何やら口籠りながら身を縮めている)
(一丁前に、照れているらしい)

た、…………たまにはおひめさまも、わるくない……かも、しれない。

(女の子らしく。そんなの、自分には似合わない)
(でないと、男の子に負けてしまうから。そんな風に意地を張っていたのだけれど)
(13歳。雲雀も一応、お年頃であるらしかった)

ねこのて……母さんもそう言ってた気がする!
エプロンもね、ひとりで暮らすようになってから、買ったの。
とりさんが描いてあってかわいいんだよ。つけると、料理が上手になった気がするんだ!

(卵焼き。甘くてお出汁がじゅわっとするのが好き!なんて)
(自分では上手に作れないものだから、ここぞとばかりに自分の好みを主張して)
(一緒に台所にたったなら。彼女から『こつ』を享受してもらえるかしら?)

秋が過ぎて、空気のきれいな冬がきて……。
移りゆく景色をだいすきなひとと見ることができるのは、とってもしあわせなこと。
僕も!蜻蛉は、とっても大事なおともだち!

(不意に。彼女の紅い唇から紡がれた言の葉に、ぱちぱちと目を瞬かせ)
(彼女の意図を全て汲む事は出来なかったけれど)

……どうしたの?さみしくなっちゃった?

(ちょっぴり気恥ずかしさはあるけれど。彼女が動くよりも先に)
(ゆっくり立ち上がったなら、屈んだ彼女の頭を抱こうと、そっと腕を伸ばし)

僕、ちゃあんとここにいるよ。
蜻蛉のこと、置いていったりしないよ。

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