【雑談（メタNG）】

身廊と袖廊が交わる場所で、上部は高いドームとなっている
ここも他の箇所と同様に朽ち果てており、ドームの割れ目から差し込む陽光がひび割れた床石を照らしている

こんにちは。誰かいるのかしら？
（高いドームから差し込む光に照らされて、飛行種の子供が顔を覗かせる）

（床石の破片を蹴り飛ばして遊んでいたが、声に気付くと）やぁやぁ、こんにちは。ここに人が来るなんて、すごく珍しいよ（うっすらと笑みを浮かべ）ぼくは、イグナレカ。どうぞ、よろしくね（ぺこりと頭を下げる）

アルエットよ。イグナレカさん、よろしくね。
（つられてぺこりと頭を下げる）

ここは静かね。絵本を読むのにぴったりかも。一緒に絵本読む？
（ゴソゴソと荷物の中から一冊の本を取り出す。表紙は可愛いお姫様と小人たち）

アルエットさん、だね！（静か、という言葉に頷き）うん、風の音と、どこかで鳥が鳴いている声と…そのくらいしか、聞こえないかなあ。（絵本の表紙に目を留めると）わあ、なんだかかわいい表紙だね？一緒にいいのかな、ありがとう！（とことこと歩み寄る）

うん、ここは良い所ね。静かで落ち着くわ。
（イグナレカにも見えるように、絵本を広げ）
『おひめさまはもりのおくで　こびとたちとくらしていました　いっしょにしょくじをしたり　おひるねをしたり　ときにはおしごとにもでかけます』
（自分が両親にしてもらった様に、イグナレカにも優しい声で読み上げて行く）