＜幻想＞のどこかにある山のどこか。開けている。
木々は黄色と赤に色付き、お弁当が広げられている。

あら、嬉しいことを言ってくれるのね。ええ、私もよ。何気ない会話も、あなたとなら弾むというものだわ。お喋り同士気が合うのかしら？（くすくすと笑い）

（不思議な視線に一瞬『？』となりつつも）能ある鷹は～……じゃなくて、この場合は可愛い鳥はになるのかしらね。ふふっ、爪を隠すのも一人前ね（ぱちぱちと拍手を送る）
どうかしら、可愛いは正義という言葉があるように、私は可愛いだけかもしれないわよ？　なんて、自分で言ってて少し恥ずかしいわね（照れたように頬に手を当てて）

（干し肉を受け取り）襲われないかしら……（そぉっとひとつ取り出してみて）