どんな行動をしたかの記録。
記録は大事よね？

（＜ヴィーグリーズ会戦＞獣の呪い/通常/ヤツェク）
貴族って奴は、理想の為何の為と言いながら、気楽に戦を起こすからたまったもんじゃない。
しかも魔種と来た。いくら理想が高くとも、人の道を外れちゃそれはお終いだ。
とはいえ、堕ちたとはいえ武人だ。意気は受け止め――その上で、全力で撃ち落とす。それだけだ。

全体的な撃破優先順位はバーンハード＞オースティン＞ライダル。ただしおれはオースティンの足止めを最初に狙う。
ジェック、綾姫の後衛組の側に陣取り初手で自身にソリッド・シナジーを奏で、それから悪手誘発をオースティンにぶちこみつづける。基本的な優先はオースティンのBSだ。途絶えること無いよう撃ち込み続ける。オースティンが落ちたらバーンハード（生きていたら）＞ライダルの優先順位で悪手誘発。
自身のソリッド・シナジーが残り1Rを切ったらかけ直し、副行動は全部クエーサーアナライズに突っ込む。
敵軍が邪魔ならは各隊を率いている奴に悪手誘発を一発。

とにかく大将を落とせば士気は落ちるはずだ。そうでなくてもオースティンが追い込まれていれば、忠臣はともかく他の兵は動揺するはずだ。
そのため、攻撃しつつ言葉で揺さぶりをかける。アダレードはお前を憐れだと嗤っていた。
ああ、そうだ「美しき獣」の話も聞いたなあ。オークランド家が獣の呪いを受けた血筋であることも。
『美しき獣が脅され犯され殺された積年の恨みが染みいている』銀麗のナイフ。それが呪いと関係あるのだろう、と。はったりだがな。

EX
オースティンに問いたい。アンタが守りたかったのは「誰」だ。そこまで無茶をするからには、守るべき者、もしくは望みがあったのだろう。この戦いには人の意地をかけておれが勝つ。だが、アンタが守りたかった「それ」を叩きつぶす気はない。
分かるのさ、自暴自棄になってる奴ってのは。鉄火場をくぐってきた身だ。守りたいものがある故に、戻れなくなる、人は。
最後に、おれに賭けてみないか。アンタの「人としての望みを」。