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鳩の巣館

日記の山(プレイングメモ)


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(氷城の鎮魂曲/ライブノベル/ヤツェク)
【祈りを捧げる死者】最愛の女性
【思い】
 もう、死んだ奴は多すぎて数えられんな。気のいい奴も、いなくなって大事さに気付く奴もいる。おれは一人生き残って、死んだと思ったがまだ生きていて。英雄稼業なんぞやっているよ。懐かしいなあ、星々を駆け巡って恋と冒険と荒事に明け暮れた日々。まあ……今も似たようなもんだが。
 一番愛した女の名前はここじゃあ恥ずかしくて言えんが、結局鏡は写しちまうんだろう。心に嘘は付けないってもんだ。心根のまっすぐで、清らかなひとだった。決して美しくはないが、誇り高いひとだった。髪は黒く、肌は病的なまでに白く――実際、彼女は病人だった。それでも、生きた。もし会えたなら、ただ、鏡越しでもいい。彼女に触れたい。ああ、おれは……笑ってしまうほどに、ロマンチストだなあ!

【鎮魂祭への思い】
 それはそれとして女王様は生真面目なこった。自分を罰しすぎても何の救いにもならんというのに。図々しく前向きに生きるのも大事なことだ――無論、やりすぎはいけないが。だから鎮魂祭は――これで彼女の罪悪感が晴れるなら、いいことだ。ま、おれで良ければ鎮魂祭の間、女王の話し相手になろうか。正しくは、聞き相手か。吐き出したいことを受け止める相手は必要だ。生憎おれはお節介でね。流れ者にのみ語ることが出来ることもあるだろう。そして、共に死者に祈ろう。顔も知らない奴らだが、確かに生きていたのだから。

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