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湯造り指定「テネ」

【第二話】風呂と牛乳と私

売店はじめました。
(氷水の入った箱に瓶に入った牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳が入っている)

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ちょべりゴージャスな果物のことなのです。ビスキュちゃんの銀河を震撼させるかわいさに釣り合うのをぷりーずなのです。
庶民の味もわるくないにゃー。
(フルーツ牛乳くぴくぴ)
とりあえずお酒を混ぜたフルーツ牛乳を出せばいいのでしょうか。
さすがセレブさんです…。飲みっぷりもすごい
キャロロ汁0パーセントです。
いやん! そんなに酔わせてどうするつもりなのです!?
ビスキュちゃんがかわいいからって、おねいちゃん欲望に忠実すぎなのです。ケダモノなのです。黙示録に出演予定?
おねいちゃーん。キャロロ汁って、どこからしぼるの?
(無垢な少女のきっらきらな笑み)
私がケダモノ!?
私は理性的なハーモニアですよ。お酒を入れたのは、ビスキュさんがお酒好きだからという合理的な理由からで…、ケダモノは…ひどいっ(泣)
しぼったら痛いじゃないですか…
ああん、おねいちゃんの泣き顔もぞくぞくするのです。
くっころなのです。
キャロロ温泉の地下では、捕まったキャロロたちが
泣きながらキャロロ汁を作る仕事をさせられている。
キャロロたちの給料は1日1本のキュウリだけ。
キャロロ温泉の正社員は、キャロロたちが逃げたりサボったりしないよう
いつも監視している。恐怖心を植え付けるため、時々無意味に
電気ショックを与えたりする。
キャロロのほとんどは子供で、「お父さん、お母さんに会いたいよう」と
いつも泣いている。睡眠時間もほとんど与えられず、
逆らうとキュウリを減らされる。

こうして人件費を大幅に抑えることで、キャロロ温泉は
安くて美味しいキャロロ汁をみなさんに提供できるのです。
キュウリっておいしいですねぇ(しゃくしゃく)
まあビスキュさん、お給料はキュウリ一本でよろしいのですか!?
おうおう、キュウリを食べたらさっさとキャロロ汁をずんどこべろんちょと垂れ流すのです! サボったら、キュウリ抜きなのです。今日のノルマは100ガロンなのです。(鞭をふりふり)
ビスキュさんは正社員なのですか?
ビスキュちゃんはセレブなので、庶民のように日当でちまちま働いたりしないのです。高等遊民なのです。
ところで、売店には牛の乳汁しかおかないのです?
もっとステキな商品開発をするのです!
『無理』というのは、嘘吐きの言葉なのです。 途中で止めてしまうから無理になるのです!
いえ、ビスキュはろくな事言わないので今止めておかないといけないと思いまして。
よろしい。ビスキュちゃんの金言は天上からのお告げとして恭しく拝聴するのです。
んもー、キャロロおねいちゃんったら、もっとテンションあげぽよでいくのです!
おっけぃ!いえいえぃ!
ビスキュさんはやくお告げ頂戴っ!
ところでビスキュさん、私への感情が弾除けになってますよ。修正お願いします。
きゃーっ!それはいいですね!にゃんにゃんキャロロちゃんストラップとかどうでしょう?
なんかキャラが変わりすぎて反応に困るレベルなのですが、にゃんにゃんはステキなのです!
クオリティ高いのを量産するのです!!
任せてください。私、手先が器用なんですっ!頑張って作りますっ!
困る事なんてないですよ、あげぽよーっ!
がんばるのです! ビスキュちゃんも応援するのです!
かわいくできたら、ご褒美にちゅーしてあげるのです♥
(投げキッス)
もー、前払いがいいなんて、おねいちゃんは強欲のグリードなのです。金も女も地位も名誉も全部欲しいのです?
しょうがないにゃー、ほら、ちゅー♥
(愛くるしく両手を広げて)
ありがとにゃー、ちゅー♥
ビスキュさん、金も女も地位も名誉も全部くれるのです?ありがとーっ!
あーげない!
(華麗にバックステップして、ちゅー回避)
もーっ!ビスキュさんのいぢわるーっ!
おねいちゃん、おちつくのです。
なんだか、あげぽよモードで脳汁あふれずぎでキャラが変わってるのです。
もとのおねいちゃんに戻って欲しいのです……。
ビスキュは……、ビスキュは、知的でクールなおねいちゃんが、羞恥にもだえるところを見たいのですっ!
そうでしょうか?一般的な少女の反応もできなきゃいけないと思いまして、キャラ作りしてみたのですが…。
でも、いい勉強になりました。
ビスキュさん、それはそうとお風呂掃除お願いします。
ごめんなさい、おねいちゃん……。
ビスキュちゃん、病弱だから肉体労働はのーせんきゅーってお医者様にきつく言われているのです。けほけほ
まあ。こちらこそごめんなさい…。ビスキュさんが病弱だと気づけなくて…。
無理してはいけません、お布団に入ってゆっくりしましょうね。
やだー、おねいちゃん、お布団に入るだなんて、大胆なのです><
もー、おませさん。
入るのはビスキュさんです。私が入ってもしょうがないので。
そして、かわいいビスキュ姫ちゃんは静かな眠りについたのです。
いつか、ステキな王子様のキスで目覚めるその日まで。きゃっ♥

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