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ギルドスレッド

Ecclesia Ruinae

【個別】1. Februarius A.M.5998

教会の扉には、「5日程度面会謝絶」と書かれた看板が掛けられている。

※ルチア・アフラニアと水月・鏡禍(p3p008354)のみ書込可。

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……うーん(扉の前で少し悩む。この看板に対して自分はどうするべきだろう)

(しばらく悩んだ末に少し控えめに扉を叩いた)
ルチアさん、大丈夫ですか?
ーー誰? 鏡禍?
何ともないけどちょっと会えないから今日の所は帰って貰えるかしら。また連絡するから。
(ややあって、くぐもった声が遠くから聞こえた)
はい、鏡禍です。
ですが、すみません、帰れません。ひどい戦いだったのでしょう、何ともないなんて嘘ですよ。
扉を開けてくれませんか?
悪いけれど、それはできないわ。
急ぎの用じゃないなら、何日か待ってくれない? お願いだから。
(相変わらず声は遠い)
どうしてですか?
心配なんです。できたら直接会いたいです。
(と言いつつ声が遠いのが気になって、声の出どころを探して近くを見て回る)
心配するような事は何もないから。だから、ね? そんな押しが強いの貴方のキャラじゃないでしょ。
(声は、建物の左側から響いているようだ)
いつもなら、帰ってるのでしょうけど……でも……(いつもと何か違う気がして帰るのを躊躇ってしまう)
(声が聞こえる方へ足を伸ばす、彼女の部屋でもあるのだろうか?)
……ふう。帰ったかしら、ね。
まったく、よりによってこんなときに……。
(並んだ窓の一つから、声が漏れている)
(窓から声が聞こえてくる。彼女はそこにいるらしい)
ここで覗いたら僕は変態なのでは……怒られても正直文句は言えないんですよね……
(小さく呟きながらも、そっと声の聞こえた窓を覗いてみる)
(レースのカーテンのせいではっきりと見ることはできないものの、部屋の様子が見て取れる。年頃の少女の部屋というよりは、書斎と言った方が良さそうな様相をしている。壁の一面は天井まである大きな本棚があり、そこには古今の本がぎっしりと詰まっているようだ。肝心の本人は窓際の寝台で横になっている。顔色はお世辞にも良いとは言えない)
(女性の部屋、というよりどちらかといえば彼女らしい部屋にどことなく安心する。だがそれも一瞬のことで、寝台の上に探していた姿を見つけ、その様子に愕然とした)
ルチアさん!?
(思わず窓に顔を押し付けるようにして大声を出してしまう)
(窓の外から聞こえた大声に、上体を起こして顔を向けた)
まったく……。何ともないから大丈夫だって言っているじゃない。ちょっと調子を崩しただけよ。よくある話でしょうが。
調子を崩したのを大丈夫や何ともないとは言いませんよ。
顔色も良くないですし。ご飯とかどうされるおつもりだったんですか?
動けないって程じゃないし、備蓄の食料で何とかなるわ。
そういう訳だから、帰った帰った。乙女の弱った姿なんてじっくりと見るもんじゃないわよ。
なら何でもないなんて逆に心配させること言わないでくださいよ。オデットさんなら扉壊してでも乗り込みかねないですよ、あれ。
(自分だから穏便に済んでいるという自覚はある)

……弱ってるって言うなら少しぐらい頼りにしてくれてもいいのに……
(それからちょっとだけそっぽを向いて拗ねたように呟いた)
そりゃ、オデットなら入れていたわよ。入れないほうが面倒なことになるし……。
心配してくれているのは有難いのだけれど、本当に何ともないから、ほら。
(わずかにふらつきながら布団から出て、寝巻のままその場で跳んでみせた。なお、後半の言葉は聞こえていなかったようだ)
オデットさんなら入れてたんですか、そうですか。そうですかー。
(当然といえば当然なのだが、対応の違いを聞かされて拗ねた。窓に背を向け、寄りかかる)
そんなふらついてるのに平気はないです。大丈夫だと無理するぐらいだったら大人しく布団に入ってた方がいいと思いますよ。
ああ、もう。今日の貴方はやけに押しが強いわね。
わかったわよ。大人しく布団に入るから帰りなさいな。そんな所にいたら、寒いでしょう。
寒くないので帰りません。
(つーん。拗ねて完全に意固地になっている)
あなたが大人しく寝たら考えますよ。
はぁ……。(深いため息を吐いて、窓を開けた。二月の寒風が部屋に吹き込んでくるのに顔をしかめつつ、身を乗り出した)
考えるって、ねえ……。それ帰らないでしょう、貴方。そんなつまらないことで風邪でも惹かれたら困るから、入りなさい。
えっ!?
(拗ねていたのを一瞬忘れて開いた窓を見る。ここから入れと、女性の部屋に。いやせめて入り口からと思うが、彼女を歩かせるのも悪い。というか布団に入れた言ったのはそもそも自分である。つまり、詰んでいる)
…………わ、わかりました。お邪魔します。
(諦めて窓から中へ入る)
帰りは普通に扉からでいいから。はいこれ、後で返しなさいよ。
(うつ伏せのまま、ベッドサイドの抽斗から鍵を取り出して押し付けた)
あ、はい。わかりました。
お借りしますね。
(冷えないように急いで窓を閉めつつ、寝るのだからと何気ない動作でカーテンも閉めてから鍵を受け取った)
…………?
(受け取ったけどこれ、合鍵では?と思った)
(女の子の家の合鍵を借りてしまったのだと思い至ってこの顔である)
(カーテンの閉められた密室。若い男女が一人ずつ。客観的に見て、この状況は割と危険なのではなかろうか)……言っとくけど。変なことしたらもぐわよ。何とは言わないけど。
(言われて自分の失態に気づく。自分にそんな気はないとはいえ、これはよろしくない)
変なことなんてしませんよ!
むしろ寝にくいでしょうから僕はお部屋の外にでも立ってますよ。
(変な目で見られてはたまらないと扉の方へ)
あら、それじゃあ私が寝たのかどうか分からないんじゃないかしら? 目的を果たせないのではなくて? (背中から声をかけた)
それに……折角来てくれたのにそのまま見えなくなるなんて、寂しいじゃない……。(続けた言葉は、聞こえるか聞こえないかの小さな呟きだった)
それは、そうかもしれないですけど……
(後ろからかかった声に足が止まる)
……わかりました。ルチアさんが寝るまではここにいることにします。
(続けて聞こえてきた呟きに心臓が高鳴るのを感じた)
……柄にもなく変なこと言ったわ。忘れていいわよ。(頬が熱い気がする。目の下まで布団に潜って言った)
いえ、いつもと違ったルチアさんもすk……かわいらしいと思いますよ。
忘れるなんて、もったいなくて。
いいから。忘れなさい。(枕を投げつけた。力がこもっていない、へろへろの軌道だ)
(枕が飛んできた。受け止められそうだったが甘んじて受け入れることにする。ボスンと当たった枕は全然痛くない。かわいいなぁなんて思うがもう一度行ったらそっぽを向かれかねない)
わかりました。
僕は何も聞きませんでした、これでいいですか?
(投げられた枕を返しながら言う。顔は直接見れそうにはない)
分かってくれたらそれでいいのよ。(返された枕をそのまま胸に抱きしめた)
……眠る前に、少し話し相手になって貰えるかしら?
いいですよ。何をお話ししましょうか。
(彼女から見えるような位置で静かに座る)
……ジャバウォックについて。どのくらい知ってる?
今回練達に現れたという存在のことですか?
関わってこなかったので竜種であるというぐらいしか……
怖かったのよ。とても。正直、今でも生きてるのが不思議なくらい。
そうでしょうね。大勢の方が傷ついたと聞きました。
(弱音を吐きだすなんて珍しいな、と思いながら相槌を打つ)

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