うーん、えっと……ここはこうして……
(何か悩んでいるようだ)
(次のローレットの依頼の作戦をメモしている)

クラウディア・フィーニー

　29歳。看護師。医療・人道的活動を行うための団体「オリーブのしずく」のリーダー。主に紛争や自然災害の被害者や貧困である人々の治療などを行なっている。いわゆる国境を気にしない医師団である。モットーは「弱い者の味方」公平さを期すために政治の絡む活動は全て断っている。

　クラウディアとフラーゴラは「魔種が生まれてるのはメンタルケアや福利厚生が不十分だからではないか？」と意気投合。フラーゴラは直接支援地に出向くことはあまりないが金銭的支援を行なっている。だが支援地の人々の精神状態は極限に近いものがあるため、魔種が目の前で生まれる現場を目撃することもある。クラウディアは魔種にならないための福祉や対策の研究も続けている。ランプを掲げて夜回りを欠かさない姿から「ランプの貴婦人」とも呼ばれる。

　フラーゴラの支援の他、貴族から「ノブレスオブリージュ」の観点から寄付を受けることが多い。オリーブのしずくに寄付をすることは一種のステータスともなっている。

　人手が足りない場合はローレットに救援を求める場合もある。