裏通りに面した扉を開けると地下に通じる階段が。
半地下の店内には煌びやかに着飾ったマネキンが並び、大型の作業台には雑多な道具が転がっている。

じーさまのお使いだぁ？……どのじーさまなのか、人だったらすーぐ歳食っちまうからなぁ。
（座り直して、対面の椅子をすすめる）
ま、座ってくれ。お探しの職人ってのが俺かどうか、話を聞こうじゃないの。
お使いってのは何だい、わざわざこんなトコまで来たんだ。なーんかあるんだろう？