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ギルドスレッド

星の社

【RP】星の巫女と優光の少女

夕刻、この季節、少し暑さが残るそんな時間に一人の少女が星の社を訪れる。
見慣れた顔の見慣れた貴女。どんな御用でしょう?

※小金井・正純、タイム以外の書き込みを禁止します。

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い、いや、ちょっと、告白?みたいなのもされたんですが、あくまでも、お目付け役として毅然とした態度をですね?……とりまして。

……とっちゃったんですよね。(こえがしりすぼみに)
いえ、理由は私自身がいちばんよく分かっているんですけれど。
こ、こくは――――!?……むぐむぐ(自分の口を押える)
ごめん声が大きくなっちゃった。

正純さんの態度は私は特におかしくないと思うけど……けど。
そういう話じゃなくて……その、夢の中でとった態度に……えっと、後悔がある?

つまり……んんん……?
……私は、拒絶しました。
こちらの遮那さんと、あちらの遮那様は違う。
けれど、その瞳の輝きは同じもので。私はそれを、私なんかが、曇らせていいわけがないんです。
そう思って、断りました。

でも、それが良かったのかは、分かりません。
むしろ、自分のことが益々嫌いになりました。
――そう、なんだ。
現実の遮那さんとは違う遮那さんだったとしても、ううん他の誰だとしてもよ?
想っていてくれる人の気持ちを素直に受け取ることができなくて。
そうしないといけないって言い聞かせて。
それで自分がわからなくなって。

正純さんは、きっと背負うことがこわいのね。
……そう、ですね。誰かの何かを背負うのは、怖い。
私は、誰かの何かを背負えるような人間ではありません。
なんのしがらみも無い愛など、受け取れるはずもない。

……ごめんなさい、少しばかり後ろ向きなことばかりで。
そっかあ、正純さんは自分の事をそんな風に……。
あ、ううん、どんな言葉でも、話してくれていることが嬉しいから。気にしないで。

だけど、ええと。
……ただ人から愛されることに、資格なんて必要ないんじゃないかなって、思うの。

そうじゃなければわたし、今日ここに来てないもの。
えっ? ん~?

わたし正純さんがすきよ。だから会いに来たの。
それ以上むずかしく考えてる事なんてないわ。
……そう、ですか。
(きっと、本当にむずかしいことなんて考えていないのだろう、と思う。彼女の人柄は、この一年足らずで多少理解出来ているから)
ありがとうございます。
そう言って頂けて、とても嬉しいです。

……でも、やっぱり私は、すぐには自分を変えられない。

それでも、こんな私を好いて、友達だと思っていただけますか?
ううんっ、もしかして何か見当違いな事言ってたらごめんね。

夢、はきっかけだったかもしれないけれど、自分自身に思う所があったのね。
変わるなんてコト考えなくても、わたしの知ってるあなたが好き。
悩み事を話してくれたのも含めて、ね。
生きていればままならないことは沢山あるもの。

もちろん友達よ! ずっとそのつもりだったわ。
……だから、あんまり一人で悩んだりはしないでね?(手をそっと握る
……ふふ、なんだか少しだけ楽になった気がします。
(握られた手をそっと握り返し)

そう、ですね。私自身が答えを出さねばならないと行けないことは、相談できませんが。
相談出来ることは、相談したいと思います。

ありがとう、タイムさん。
ほんと?よかった~~~。
わたしもなんだかほっとしちゃった。

やっぱり今日来て正解だったわ。こんなにお話できたんだもの。
でも、すっかり日が暮れちゃったわね。こんな時間までお邪魔してごめんなさいっ。
そろそろ帰らなくっちゃ。
もし、よろしければうちに泊まっていかれますか?

星の社の階段は長いですし、あまり夜遅くに出歩くのに安全とは言いきれませんから。
お部屋の方はすぐにでもご用意させますし。
ご、ご迷惑じゃないかしら!?(といいつつ嬉しそうな顔)
…でも折角のご厚意だし、甘えちゃおうかな。お世話になります!
あ、何か手伝えることがあれば言ってね、何でもやるから!

そうそう~、ここに来るまでの階段すごい長さで驚いちゃった。
お友達ですから。迷惑だなんてことはありませんよ。
そろそろ明将も帰ってきますし、皆で夕食にでもしましょう。
お手伝いは、配膳を手伝っていただきましょうかね?

そうですねぇ、星を見渡しやすいように、かなり高い位置に作られていますので。
そういってくれると嬉しいわ!
明将…ああ、あの子。今日は出掛けてたんだ。彼は元気にしてる?
帰ってきてわたしがいたら驚かせちゃうかしら。
お手伝いは配膳ね、ふふ、まかせて! 食べたあとの片付けも一緒にやるからね。

眠る前に時間があればまたお話出来ればいいな。この社の由来なんかも気になるし。
ええ、明将は元気ですよ。今日も天香の屋敷で鍛錬をする、と言っていました。
タイムさんと仲の良い、吉野さんとも仲良くさせていただいているようで、楽しそうです。

ふふ、助かります。いつもはほとんど一人でやるので。
吉野さんね。幻想の勇者選挙の時は随分しっかりした子だと思っていたけど、
豊穣で見かけた時は明将さんと言い争いをしていてこんな面もあるんだってちょっと驚いちゃった。
あの二人はいつもああなのかしらね?

っと、よーしそれじゃ準備、しましょ!
ええ、それでは準備の方お手伝いお願いします。
その後、夕食を三人でとったり、それぞれお湯を浴びたりして、夜も深けた。
普段寝泊まりしている、1人で使うには広すぎる寝室にて。
さて、来客用の布団も用意しました。
申し訳ありません、タイムさん。
本当は客間で寝ていただくのが1番なのですが、ご用意できなくて……
(借り物の浴衣に着替え、湯上りの髪の毛を乾かしながら)
ううん、ううん!
1人で寝るのはちょっと寂しいかなって思ってしこっちの方が嬉しいわ!
ふふっ、正純さんはいつもこの部屋で寝てるんだぁ~(きょろきょろ)
とても綺麗にしてるのね。わたしの部屋なんてすぐ散らかっちゃうのに。
元からあまり物欲もありませんし、寝室は本当に寝に帰るだけですからね。
基本的に日中は外に出ているか、社の方や天香のお屋敷でお仕事させていただいてますから。

タイムさんのお部屋が散らかっている。
なんでしょう、少し意外ですね。お綺麗にしてるイメージがありましたが。
んん、そーお?
わたしはどこか行く度にその土地のお土産や小物なんかを買っちゃうからかしら?
あとはね、可愛いお洋服とかグルメ雑誌とか~……(指折り)
気が付くとモノがどんどん増えちゃってるの!
ああ、なるほど。色々なものを買われるんですねぇ。
それならば納得です。

……見ての通り何も無い部屋でお恥ずかしいかぎり。
正純さんは何か集める趣味は特にないのかしら?

……あ、そうだった!(思い出したように)
わたしこういうね、趣味とか好みとかお気に入りの場所とか、そんな話もしてみたいって思ってたの。
もちろんわたしの事だって聞いてくれたら何でも答えるわ!
もの集め、ですか。
うーん、今のところ特にそういったものはありませんねぇ。置くところもありませんし。

お気に入りの場所、で言えば夜の星の社の境内でしょうか。今日はあいにくの曇りですが、晴れた日は満天の星空が見れますよ。
タイムさんはお気に入りの場所とかあります?
そっかぁ。わたしはアクセサリーやガラス細工なんかをついつい集めちゃうわ。
キラキラしてるものが好きみたい。

ここのお社から見る星はきっと綺麗でしょうね。晴れた日に是非一緒に見たいなあ。
わたしはそうね~、お日様の当たる場所、自然の声が良く聞こえる森の中。あとは不思議と砂漠の街の景色が好きだったり。
……んん~、どこって言うよりは何だろ……環境?(首を傾げ)
わたしがウォーカーで記憶も無いのが原因かもしれないわね。
なるほど。……タイムさんも記憶がないんですね。
私は、幼い頃の記憶が朧気にしかない程度なので同列に語るのも烏滸がましいですけれど。

その辺の環境や、キラキラしたものが好きだと言うのも、忘れてしまった記憶になにか関係あるのかもしれませんねぇ。
……! 正純さんもなんだ。
元々この世界の人って意識だったけど、そういうことだってあるわよね。
昔からここで暮らしていた訳ではないのよね。
正純さんの生まれは確か、鉄蹄…の方だったかしら?

わたし名前も忘れちゃってて来たばっかりの時は大変だったけど、親切な人やローレットのお陰で今じゃ不自由なく暮らせてありがたいわ。
それに、友達もたーっくさん増えたのが何よりも嬉しいの。
生まれは鉄帝ですね。その頃の記憶がとんとなく、今の名前も養父が着けたものですが。

ええ、記憶がなくとも健やかに育たれたのはタイムさんのお人柄を見ればよく分かりますとも。
人に恵まれる、というのは幸福なことです。
まあ名付けはお父さまが。ご家族はお元気にしてるの?

えっええ…そうかな?でもそんな風に言われると嬉しいな、えへへ…。
それに正純さんと出会えた縁もね、とっても大事にしていきたいと思ってる。
この世界に呼ばれなかったらこうして話すこともなかったもの。
そう考えたら不思議なコトよねぇ。
ええ、今でも天義で元気にやってるでしょう。
たまに文のやり取りもしますしね。
アドラステイア絡みで支援もしてもらっていますし。

特異運命座標、などといいますが、本当に特異なことです。私も、貴女と知り合えた幸運は大事にしたいと思っていますよ。
元気そうなら良かった!機会があればわたしもあってみたいな。
正純さんを育ててくれた人だもの、きっと素敵な方でしょうね!

そうそう。出会いってホントに不思議よね。
正純さんも、遮那さんも、朝顔さんに、ルル家さん。それからそれから――黒狼隊の……
素敵、素敵かなアレ……。
めちゃくちゃ口と性格悪いんですけど……。

黒狼隊の……?
そうなの!?なんか意外~!!

えっ、黒狼隊の……みんなよ、みんな!正純さんも何人かは知ってるでしょう?
1度は天義を出奔して傭兵みたいなことしてた人らしいので。詳しくは私も知らないんですけれどね?

みんな、ですか。ええ、ベネディクトさんやリンディスさん、マルスさんやハンスさん、他の方もよく存じ上げてますけれど。
てっきり以前依頼で仲良さげにされていた方のことかと。
傭兵~!じゃあ正純さんのお父さまはとっても強くて豪快なのね。
やっぱり素敵な方だと思うわ。

こ、黒狼隊の人達とはみんな仲良いと思うわ!?
……まあよく遊びにいったり、する、ひとは、いるけども……(宙を泳ぐ視線)
まあ、養父の話はいいんです。

そ、れ、よ、り~。
そのよく遊びに行かれる方のお話を聞きたいなー。
ねぇ?タイムさん?
ふぇっ、なんで!?ただ一緒にいると楽しいからよく誘ってるだけ!

んんん~、気さくで、面白くて、頼りになって……そんな感じの人!
べ、別にこんな話聞いても全然面白くないでしょっ。
いえいえ、自分のことはさておき私だって女ですから?
人様のそう言う話は興味津々ですとも!ええ!
いいですねぇ。褒め言葉しか出て来てないところがもう!
そ、そうよね、正純さんだって夢の事で悩んでいたものねっ。気になるお年頃よね!?

……? ???
や、ちがうちがう、別に女とかそういうの関係ないっ。
誰とか言った訳じゃないし!一緒にいて楽しい人なら褒めるものでしょ!?
まあ、こうしてタイムさんとお話するのは楽しいですし、褒め言葉も自然と出ますよねぇ。

ふふ、ごめんなさい。意地悪しすぎましたね。
もぉ~~~っ、正純さんってば!
……まあ、色々あるの、いろいろ!
って、お話してたらすっかり夜更かししちゃったね。
楽しいからって時間が経つのついつい忘れてたわ!

明日もいつも通りでしょう?お世話になったお礼に社のお仕事でも何でも手伝うから。
お天気だといいね~、ふふっ。
ふふ、そうですね。
それでは、境内のお掃除でもお手伝いしていただきましょうか。

明日は晴れの予報ですし、きっと気持ちの良い天気になりますよ。
はぁ~い!
それじゃあ、おやすみなさい。今日はきっといい夢がみれるわ。
ええ、おやすみなさい、タイムさん。

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