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星の社
僕は…正純ちゃんみたいに…なんていうのかな
何かをしたい、成したいってものが、ないんだ
──からっぽ、なんだ
帰りたいのは確かなんだけど…なんか、それも今から逃げてる気がして
けど、正純ちゃんみたいに誰かを救いたい。ってものもない
半端者、それが今の僕なんだ
だから羨ましいんだ、正純ちゃんが
何かをしたい、成したいってものが、ないんだ
──からっぽ、なんだ
帰りたいのは確かなんだけど…なんか、それも今から逃げてる気がして
けど、正純ちゃんみたいに誰かを救いたい。ってものもない
半端者、それが今の僕なんだ
だから羨ましいんだ、正純ちゃんが
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いつも欠かさずに仕事に出るはずの巫女が朝から部屋へと籠り、その職務を他者へ委任したためであった。
そんな空気の中、ただ知人の勤め先だというだけでふらりと立ち寄った一人の青年は、特に空気を読むことも無く社の中へと足を踏み入れるのであった。
関係者以外立ち入り禁止の立て札に気がつくことなく。
※小金井・正純、三國・誠司以外の書き込みを禁じます。