狂った世界、狂った大人。子供は己を殺さざるを得ず。罪を重ねざるを得ず。
どこかで聞いたような話ですが、だからといって人を殺めていいわけでも、攫っていいわけでもない。
子供達に手を差し伸べられないのは残念ですが、純粋に被害者である子が優先なんです。
これも、仕事ですから。

マザー・ロッソの拠点を探すのは仲間に任せ【聞き耳】【超聴覚】で周囲の様子や近づいてくるものをチェックし、場合によっては見つかる前に皆に隠れるよう促しましょう。

拠点を見つけたら【物質透過】で音のしない場所から潜入し、声や衣擦れの音、心臓音、拘束具の鳴る音などを聞き分けてリーンメイ嬢を探し、遭遇を極力避けて彼女のもとへ向かいます。
リーンメイ嬢を無事に保護できたなら【小さなロザリオ】を握らせておき、仲間の襲撃で人が一方に集まるのに合わせて反対側から彼女を連れ出します。彼女を連れての戦闘は極力避けますが、どうしようもない場合は【瞳法毒眼竜】で近づく前に片づけます。

拠点脱出後、戦闘しているあたりの外壁を【遠術】で小突いて撤退合図を送ります。出てきた仲間と合流したら、侵入口へ戻るだけですね。
侵入口がばれないよう妨害はしますし、道をふさぐように人のいない小屋を倒したりもします。聖獣が出て来て羽を回しはじめたなら、持ってきた【鎖】を投げ込んで絡ませてしまいましょう。

これで５６３字。すこし余裕がありますので、リーンメイ嬢の受け渡しについて詳しく決まればユウリアリアさんにお渡しすることも十分可能ですね。