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キャラクターID
名前:ライカン・L02・ウェルロフ
種族:人狼(混沌世界の存在ではない)
性別:男
年齢(或いは外見年齢):18歳(享年)
一人称:俺
二人称:親しい人は呼び捨て、それ以外にはあなた、~さん
口調:優しいみんなのまとめ役お兄さん
特徴:人狼種特有の狼のような耳と尻尾、首輪と足枷
設定:リュコスが元いた世界の住人。
血は繋がってないがリュコスにとって兄のような存在。
同じ村で繋がれていた人狼の子供たちの中では最年長。
幼く精神的にも脆い弟妹達を励まし、彼らが心を失わないようにまとめていた。

リュコスと同じ人狼。
その世界で人狼種は狼のような耳と尻尾に普通の人間を優に超える力を持ち人の血肉を啜る事さえもある恐ろしい種族とされている。
しかし人を食らうのは一部の野蛮な者たちであり、特に子供の人狼は正しい力の使い方を知らずに普通の人よりちょっと頑丈で力がある程度の生き物だった。
その事を知ってか知らないかはともかく、子供の人狼は不満を解消するために鎖に繋がれ虐待されていた。
そのような仕打ちにずっと怯えて泣いて謝っていたリュコスと違って、悲鳴すら上げずリュコスを安心させるために温和に微笑んで見せていた。

村人は態度を崩さないライカンを恐れると同時に都合の悪い彼に怒りすら感じていた。
最終的にリュコスの目の前で火に炙られて死亡。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/30839
名前:ロープ・L07・ウェルロフ
種族:旅人(人狼)
性別:男
年齢(或いは外見年齢):15
一人称:オレ
二人称:お前、あんた、親しい人には呼び捨て
口調:ツンツン系
特徴:人狼種特有の狼のような耳と尻尾、首輪と足枷
設定:リュコスが元いた世界の住人。
血は繋がってないがリュコスにとって兄のような存在。
ライカンが長男とすればロープはすぐ上の兄といった感覚。

理不尽に自分たち兄弟を痛めつける人間に怒りを感じていたが兄弟が殺されないために我慢し、いつか全員で逃げる日を待っていた。
手先が器用で狡賢く鎖を外す方法を知っているが、相談の結果脱走の準備ができるまで自分にしか使わない事にし、こっそり外に出て食事を取りに行って満足な食事をとれない他の兄弟姉妹達に分け与えていた。
よってリュコス達兄弟の中でも最も人間の怒りが強く、反骨心が高い。
もしロープに兄弟という足枷がなければなりふり構わず人間に復讐し、場合によっては人に仇なす狂暴な人狼として討伐されていただろう。

気の弱いリュコスを「ほっとけない」という理由でかなりかわいがっていた。
リュコスが混沌世界に召喚されて消えて以降、リュコスはロープがどうなっているかはしらない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/31157
名前:『冥府の運び手』ケルベロス
種族:旅人(ウォーカー)
性別:不明(外見は男性だが概念が形を持った存在なので厳密な性別はない)
年齢(或いは外見年齢):見た目18歳
一人称:俺
二人称:名前で呼び捨て、またはお前
口調:だね、だよ、かい?
特徴:人狼種特有の狼のような耳と尻尾。身の丈ほどある大きな鎌。
設定:誰もが一度は思っただろう。どうして自分がこんな目に?と。
そしてこうも思った。あいつらにやり返したいと。

痛めつけられ、虐められ、物以下の扱いを受けた人狼の恨み、怒り、やり返したいという思いが世界を超えて形を持った存在。
リュコスたちの兄代わりであった“ライカン”と同じ外見をしているが本人ではない。
ライカンと同じ姿をしているのは、ライカンの“兄弟”であるリュコスたちがケルベロスを生み出した大元だからである。
兄弟たちの「やり返したい」という怒りを、兄弟のまとめ役であったライカンに委託した存在がケルベロス。
繋がれた鎖は引きちぎるどころか消去し、大きな得物を振り回して悪いやつの命を刈り取る。
虐げられた小さな子供たちが考えた「みんなのために戦ってくれるかっこいいヒーロー」の具現化。
その歪んだ結実。

まともな人間性はなく復讐の代行者としての面が強い。
罪も罪を犯す罪人も許さず、罪を犯した者であれば子供であろうが容赦なく断罪する。
ただしライカンが人狼であったせいか、イヌ科動物のブルーブラッドもしくは旅人への対応は甘い。ライカンとしての人格が出ているかのように優しく紳士的。
しかし“裁き”を邪魔するのであれば話は別。
敵対者には容赦なく鎌を振るうだろう。擁護した以上、同じ罪を肯定する罪人なのだから。

現在は誰にも制御されず“罪人”を散発的に狩り続けている。
特に彼にとって“罪人”の臭いが強いのか、アドラステイア近郊で目撃情報が多発している。
“兄弟”たちと同年代の子供すらその手にかけながら。

「安心して。怖いのも痛いのも、全部僕が殺すから。もう誰も君を傷つけないよ」
「……君は、罪人を庇うのか?」


リュコスは怒る事はなく、泣いて我慢する事は方を選んだが本当にリュコスに恨みはなかったのだろうか?
リュコスの秘めたる感情の具現化がケルベロスであれば、それは残酷な真実となってしまうだろう。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38256
名前:ルゥ・ガ・ルー

設定委託(夏あかねGM):https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1570
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/37999

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