洋館の正面が大きな庭、こっちは裏庭だよ。
ひっそりと作業とか、雑談とか、修行とか。
そんな感じで自由に使ってね。

（真面目に素振りの練習をしている）
姿勢は、こう。
手と足を一緒に出す。
力を入れずに、振る。

ティミさんやってるわね！
修行用の木人持ってきたわよ！（台車に積んで来た木人（丸太から腕が生えたような見た目の置物）を土の中に埋めて設置）
これがあった方が打ち込みしやすいかもと思って！

あ、シエラさん。木人…ですか？
すごい。ありがとうございます。

これに、打ち込む。えい！（素振りと同じ力で叩き込む。反動で手が痛くなる）
これは、とても、痛いです。

うーん、強く叩きすぎるとダメですかね。
目標があるとつい力が入ってしまいます。

素材が硬い木だから反動で痛くなっちゃうのね
布でも巻いておきましょう（巻き巻き）

おっとと、ここはひっそりと訓練したい時の場所だったわね、設置し終わったし私は戻るわ～

体を痛め過ぎないようにね！

（手早い動きに、すごいなと見つめる）
シエラさんはお優しいですね。こんなによくしていただいて。
ありがとうございます。

（布を巻いてもらった木人に、再び木刀を叩き込む。先ほどより痛くない）
痛くなくなりました。これで、いっぱい訓練できます。
ありがとうございます。（深々とお礼をする）

こっちで、うとうとしよう

すぴー　すぴー
べくし！　ズビッ

あ、セティアさん。こんにちは。
セティアさんも訓練ですか？

あ（袖で鼻水ごしごし）
おひるね、してました
ティミさんは、訓練？

お昼寝。ここは静かですよね。
私は、クロバさんに教えて貰った素振りの練習と、シエラさんが持ってきてくれた木人を叩いています。
セティアさんも訓練しますか？

（どうしようかな）
くんれん、する？

えっと、はい。私は訓練します。
セティアさんも一緒なら、もっと頑張れるかなと思って。
よかったら一緒にしませんか？

はい
じゃあ、かまえます

言っとくけどこれ、じもとじゃさいきょーの構えの真似だから

ズルズルズルズルズル（木人に向かって羽ぱたぱたしながら走る、剣めっちゃひきずってる）