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ギャザリング・キャッスル

【PPP3周年】Twitter投稿作品投下スレ【おめでとう】

ここはPPP3周年をお祝いするSS作品を投下していくメタスレッドです。

投稿可能文字数上限が1000文字であることを生かして、1000字で完結するSSを投下していきましょう。
投下出来たら、右上の日付ボタンを押して発言を抽出してください。
そしてそのページのURLをTwitterにハッシュタグを付けてツイートすればOKです。
なお、SSの内容は問わない模様です。
公序良俗に引っ掛からない範囲とはなりますが、好きに書き連ねればそれがあなたの愛です。誇りましょう。

参考:https://rev1.reversion.jp/page/3rdContribution

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PPP三周年お祝いSS
「ようこそ!  ここはサンシューネン村だ!」(3/3)

そして、なぜそもそも自分を指名したのか……と。
そこまで考えた所で──瞬間、イレギュラーズの背筋が凍る。
──イレギュラーズは質う。ユリーカ嬢に。

「急にどうしたのです?」

──お前は『何者』だ、と。

ユリーカ嬢は一瞬、惚けたような顔をして……すぐに、その口を怪しく歪める。

「……どうして気づいた?  ユリーカ・ユリカとしての振る舞いにそう違和感は無かった筈だが」

──この村の存在自体が答えだ。例えどんな事でも、『三周年なら祝わずにはいられない』のだろう?

──そうだ。誰でも良さそうな依頼だったのに、自分にだけ指定で出された時点で疑うべきだった。

──なにせ、自分が召喚された日は7月29日。三年前……『明日で三年目』だ!

──いかにもこの村に祝われそうな、この上ない『ターゲット』。そんな自分をわざわざ呼び出す人物。すなわち……

「お察しの通りだ。ワシこそが……このサンシューネン村の村長じゃよ」

バリバリバリッ!と、ユリーカ嬢の姿をした肉片を引きちぎって『3頭』の白髪老人が姿を現した。いや変装の解き方気持ち悪いな。

「そこまでわかったのなら……もうこの後に待ち受ける事も察しておるじゃろう?  ──者共、祝ぇえええええええ!サンシューネンじゃああああああああ!」
「「「「イェース!  サンシューネーン!」」」」


──イレギュラーズは逃げた。必死に逃げた。
モスト・マスキュラーの筋肉から。
超絶美女の貯金箱から。
お神輿に担がれたメイドから。
ユリーカ嬢のポスターから。
三歳児のお母さんになる母から。
修羅場の男女から。
七色にひかるギル♂パンツから。
まだ微妙に肉片が付着している存在から。
逃げて逃げて、必死に逃げた。
必死に逃げたが……結局捕まって、祝われ尽くされたそうな。

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