ギルドスレッド
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【Bande†Fluegel】
【防御失敗/HP2⇒1】(しかし。その剣を振るうには、遅すぎた。咄嗟に身を捻り、急所で受ける事だけは防いだものの、鋭く飛来した彼のナイフは、少女の左腕に容赦なく突き立った)――う、ぅぅっ!(突き抜けるような痛みに呻き声を漏らしながら、それでも迷うことなく、空いた右の腕で短剣を引き抜いて、地に放り捨てる。傷口から溢れ出る流血。左腕を違和感なく動かすのは、少々辛そうか――)
(彼は言った。『死線を潜った事はあるか?』と――)
(それであれば、ただの一撃も浴びせる事が出来ないまま、一方的に追い込まれている、今こそまさに――)
(そう自覚すれば、荒くなった呼吸が、さらに乱れる)
(思わず俯いて、膝を折ってしまいそうになる)
(――だが、それでも――)
(彼は言った。『死線を潜った事はあるか?』と――)
(それであれば、ただの一撃も浴びせる事が出来ないまま、一方的に追い込まれている、今こそまさに――)
(そう自覚すれば、荒くなった呼吸が、さらに乱れる)
(思わず俯いて、膝を折ってしまいそうになる)
(――だが、それでも――)
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少女が、とある男に向けて送った其れだ。
男の名は――シュバルツ=リッケンハルト。
この世界に降り立ち、幾度かこなしたローレットの依頼。その中の一つで、彼と知り合った。
ただそれだけの相手とはいえば、その通り。
だが少女は不思議と。彼の何かが気に留まった。
言葉にするのは、とても難しい。
敢えて言うならば――彼と刃を交える。その行為を、何故か当然のように感じている自分がいた。
…――少女は、難しい理屈を作る事は得意ではない。
故に、ただ一言。『私と闘ってくれませんか?』――そう、手紙に記した。
そんな突然の誘いに、彼が応じる保証は無い。見込みも無い。
それでも少女は、大地に突き刺した剣に身を預けながら、待っていた――
彼がここに現れる事に対して、不思議な確信を持って。
使用ルール:ブラックキャット
HP3//上方優位型対決式
【先行判定】→【攻撃判定】→【防御判定】→【防御側描写】→【攻守入れ替え】
戦場⇒店裏の平原
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