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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キーワード
キャラクターID
名前:ウェンズディ・ランブロウ
種族:人間種
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):16歳(享年)
一人称:僕
二人称:君、~さん、(チェレンチィに対して)チェーニ
口調:だね、だよ、だよね?
特徴:穏やかな物腰、利発、聡明、薄幸、世間知らず、本の虫
設定:
 チェレンチィが『君』と呼び、今でも大切に想っている青年。
 彼抜きではチェレンチィのことを語れぬほど、関わりがとても深い存在である。
 通称は「ウェズ」。
 心優しい性格で、読書がとても好き。特に勇者王アイオンの物語が好きで詳しい。

 幻想貴族・ランブロウ家に生まれるも、「当主が家庭を持つ女性と無理やり関係を持ち、その結果出来てしまった不義の子供」であり、その事実をどうしても隠したい当主によって世間から遮断され、屋敷の離れにて幽閉されて生きてきた。
 名前の由来は「水曜日に生まれたから」という単純なもの。
 当主が無理やり関係を持った女性(=ウェンズディの母親)とその家族は秘密裏に暗殺され、不幸な事故で亡くなったことにされており、自分もいつかそうなるのだと、諦めと恐怖の中、日々を過ごしていた。

 離れにて彼の為に働く使用人は必要最低限の人数だったが、自身の母親のことを教えて貰ったり、新しい本を用意して貰ったり、献身的に世話をして貰えたりと関係はとても良好であり、不自由はなかった(使用人たちはむしろ、高い給料で言い包められてはいたものの、彼の扱いがあまりにも悪い当主に不満があるようだった)。
 しかし、成長するにつれ、どうしても「外の世界」を見てみたくなった少年時代の彼は、一人で離れを少し抜け出して帰ってくる計画を使用人たちの助けを借り決行。
 憧れの「外の世界」に飛び込んだ彼は、最初は目を輝かせて街を歩いていたが、次第に道に迷い、空腹になり、どうすればいいか分からなくなってしまう。
 困り果て、慌てた彼が曲がり角でぶつかったのが、スラムからたまたま街まで出て来ていたチェレンチィであった。
 素っ気なく対応して去ろうとする彼女を何とか引き留め、案内を取り付けることに成功。
 彼女も本当はお人好しであったのだ。

 名前を聞くと、自分の名前が分からないと言った彼女に、好きな小説の主人公の少年と同じ「チェレンチィ」という名前を与え、後に女であったと知ると慌てて「チェーニ」という愛称を付けた。
 彼女の持っていた少ない食料を分けて貰い、見覚えのある道まで送って貰って無事に帰った彼は、もっと外を見たいと、それからも時々離れを抜け出すように。
 何の因果か偶然か、彼が離れを抜け出した日がチェレンチィが街に出る日と重なることが多く、再会を重ねて仲を深めていった。
 世間知らずな彼に彼女は「外の世界」のことを教え、学のない彼女に彼は本で得た知識や物語を教えた。
 しかし、その穏やかで楽しい交流は、チェレンチィが人買いに攫われてしまい唐突に終わることとなる。

 時は過ぎ、青年となった彼は、以前よりも死の予感をひしひしと感じており、遂にそれが現実のものとなった。
 夜寝ている所に暗殺者が忍び込んで来たのである。
 しかも、その人物は殺し屋となったチェレンチィであった。彼女も驚いた顔をしていた。
 嘗ての交流の際、彼女が人を殺したことがあると聞くと「自分はいつか殺される運命だから、殺されるのなら君がいい」と漏らし、彼女も了承していたその願いが叶う時が、何の因果か偶然か、やって来たのだ。
 言葉を交わし、彼女があの頃からずっと自分を大切に想ってくれていたのは分かったし、本当は殺したくないと思っているのも分かったが、共に逃げられるほど体力はないし、何より彼女を危険に晒したくないと思った彼は、母親の形見である金色の砂時計のピアスの片方を彼女に託し。
 「死ぬその時まで生きる事を諦めないで」
 「君自身の手で僕に会いに来ては駄目だよ」
 と、願いの言葉も一緒に託した。
 彼女が自分の望みを叶えてくれようとするのも分かっていたし、自分を殺した後に後を追うのだろうとも分かっていたから。
 聡明で人の気持ちに敏感な彼は、そこまで分かってしまったのだ。
 でも、きっと、彼女にはこれからもっと素敵な出逢いと物語が待っているだろうと。
 ――そんな予感がしたから、彼は最期に我儘な「願い呪い」を遺したのだ。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/75626

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