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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
名前:月折・現(つくおり・うつつ)
種族:鬼人種(ゼノポルタ)
性別:男
年齢:25歳
一人称:俺
二人称:お前、呼び捨て(兄に対しても)
口調:だ、だな、だろう、~か?/(上司には)敬語
特徴:黒曜の角、冷静沈着、生真面目、泣き黒子

設定:
 古くから続く月折の家の分家の生まれ。本家に生まれた次期当主、社の従兄に当たる――が、実兄の鼎よりも社と年が近いにも関わらず接点が少ない。
 というのも、何かと要領の良い兄とは従弟の社と鼎の関係よりも親族――特に両親に比べられて育ったからであった。剣術、座学……何をしても兄と比べられた。そして兄の方が秀でていた。『この年頃の鼎だったら……』等といった呪いに似た言葉も聞き飽きる程に。
 見た目とてそうだ。兄の鼎と左右対照の二本の角は、兄ほど立派ではない。兄に追いつこうと鍛えた体も、兄のような筋肉に恵まれることはなかった。
 ――同じ腹から生まれたのに、何故こうも違うのか。
 その呪詛は肉親から齎されるよりも、己の内より湧き出て澱のように溜まることの方が多かった。
 そんな兄が居るというのに、更に好き好んで次期当主であるいとことも比べられよう等と思うはずもなく、現自身がそれとなく社の事を避けていた。社から話し掛けられれば話すが、自分からは滅多に話しかけない――くらいの距離感を保っている。

 そんな生まれ故か、一族の多くの者等が所属する兵部省ではなく刑部省に属している。
 兄と比べられるのは、うんざりだった。所属が違えば、比べられることもなければ顔を合わせる事もない。
 そんな思いから両親や兄にも知らせずに配属希望を出したのだが、現には少なからず不安があった。月折の一族の者たちは兵部勤めが当たり前だと周囲に思われていたからだ。それは八扇の上層部もよく知っているはずで、家に連絡がいく――或いは要望は通らないのではないか、と。
 しかし、あっさりと現の要望は通った。
 これは霞帝からの「此れよりは次の時代で或る」という月折の家に対する進言のお陰もあったのかもしれないが、面談を行った当時の――刑部卿就任前の鹿紫雲・白水は「人には向き不向きがある。活かせる場所で活かせ」と告げていた。

 一般の刑部省の者らしく勤めているが、実際は隠密めいた仕事をしている。
 その仕事柄、一族や家族――兄であろうと仕事内容を話すことはないが、現なりに今の生活を気に入っている。
 誰かと比べる事をせず自らの腕を見て、其の力を買ってくれた刑部卿──あの方為ならばこの命惜しむ物も無い。
 重すぎるほどの敬愛と恩義を抱えながら、彼は今日も夜の闇へと消え往く。何時か影に散る事が或るのならば、最期はどうか貴方の元へ──
 
 「俺にも必要な場があると教えてくれた。あの方へは感謝してもし足りない」
 「多少の汚れ仕事であれば、俺の方が適任だ。本家を通す程でもないだろう」
 「──道は整えた。後は迷わずに進め、紅椿」
 「御意。この月折・現、必ずや貴方様のお力になりましょう」

◆イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/59946
◆設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3589

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