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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
名前:アルビレオ
一人称:我
二人称:其方
口調:だな、だろう、なのか?
特徴:もふもふ、好奇心旺盛、平和主義、やればできる
設定:
 ――其の亜竜は、氷の骨を持っていた。
 かつて覇竜に存在していた亜竜のうちの一匹で、氷を操る亜竜のもとに生まれた。
 しかし彼は文字通り“骨の髄から冷え切っていた”ので、母親は彼を育てられず、自然に任せる事にした。いってしまえば捨てたのだ。
 運よく亜竜はすくすくと育ち、自然が護る必要がないほど屈強に、そして巨大になった。けれども、彼は争いを終生好まなかった。自らを守る術に長け、氷の骨がもたらす力による防御結界で無用な干渉を避けていた。

 そうやって生きていたある日、彼は小さな存在(いわゆる亜竜種だ)と出会った。
 アルビレオは敬意をもって接した。かつては己だって、一人では何も出来ぬほど小さかったのだから。迷えるものには道を示し、警戒するものには静かに佇み、敵意がない事を示した。
 そうしているうちに、アルビレオの元を訪れる亜竜種は一人、二人と増え……やがて彼は其の白い体躯の美しさもあってか、信仰の対象となった。彼は其れを拒まなかった。信仰されるような大層な事はしていないが、其れで皆の心が穏やかになるのなら、と受け入れたのだ。
 亜竜種たちは彼が自然の中で雨風を凌いでいる事を悲しく思った。なので彼が入れるような大きな神殿を作り、アルビレオを招き入れた。其の頃にはすっかりアルビレオは老いていて、其の神殿で穏やかに最期を過ごす。厄介事は持ち前の結界で退け、破られれば亜竜種が其れを討ち果たした。そうやって、穏やかな亜竜と亜竜種は静かに共生していた。
 けれど、どんな存在にとて終わりの時は来る。彼は己の終焉を悟ると、持てる力の全てを使って神殿を凍てつかせた。氷が永遠であるようにと、文字通り死力を奮って神殿を氷で飾り立て、侵入者を遠ざけた。其の氷は屈強で、どんなに眩い陽光も、今もなお其の氷を溶かす事は叶わない。
 そして氷の亜竜は言う。己の存在を隠し、決して人目にさらさぬようにと。見ず知らずの輩に、己の骨を使わせてはならないと。
 ――其の意志はいま、二人の神殿巫女に引き継がれ。氷の恩恵そのものである彼の魂は、神殿の奥深くに眠っている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63468
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3258

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