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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キーワード
キャラクターID
名前:ナディア・ベール
種族:グリムアザース
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):16歳
一人称:わたし
二人称:あなた ~さん
口調:なの なのね かしら?
特徴:白皙の肌 黄金の髪 青い瞳 アゲハ蝶の羽
設定:
ベール家は酒を扱う商家で、それゆえに横のつながりを大事にしていた。組合へはたんまり寄付していたし、何より信仰心が厚く、日曜にはミサを欠かさない一家だった。月に一度は炊き出しをし、貧民救済へも務めていた。
それで……なんだったか。そうだ、ナディアの話だ。美しい娘だった。精霊種の母の影響で、蝶のような羽を背負っていた。見た目だけでなく、心も清い娘だった。
ナディアはよく貧民街の子どもたちを引率して遠足へ行っていた。遠足といっても、ただ観光するわけではない。秋なら栗の木が植えられた公園へ行き、自然の恵みを手にして帰る、そんな遠足だ。子どもたちは腹が膨れて小銭も稼げる。ナディアは父のツテでそういう場所をよく知っていた。だからだろうか、しとやかにみえてナディアは気丈で芯の強い女性だった。魚を与えるだけでは意味がない、魚のとり方を教えねばならない、そんなこの世の真理をよくわかっていた。そのうえでこう言う娘だった。
「もうわたしにできることはないかしら。もっと人の役に立ちたいわ」
ナディアは医師を目指すようになっていた。医師といえば男社会でハードな仕事だ。金もかかるし、落第すればつぶしがきかない。だが両親はナディアならやれると励まし、応援し、年頃になったナディアを行儀見習いではなく高等学校へ行かせた。子女へ高等教育を受けさせるなど、貴族であったとしても破格の待遇だ。全寮制の学校へ入ったナディアは髪をひっつめ、毎夜消灯まで勉強し、試験では主席を取った。貴族の出の学生に囲まれて、この成績は快挙と言ってもいい。教師陣も熱心なナディアにほだされ、彼女の質問は率先して受け入れた。きっとこの頃が、彼女の一番いい時だったのだろう。
しかしいい話にはだいたい、けれども、がつくものだ。
ナディア・ベールは美しかった。心が清いだけでなく、見た目も美しかった。そして彼女は、医師を目指す高等学校の中で、目立ちすぎたのだ。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/43913
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1728

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