「あっ!この前はありがとう!」
逃げ出そうとした!しかし回り込まれてしまった!
「それでね、今日はお詫びも兼ねて簡単で面白そうな依頼を見つけておいたんだ!
今度のはきっと大丈夫なやつだから!参加者に名前書いて提出してくるね!」
そう言うと彼女はこちらの返事も待たずに依頼書を提出してしまった
ハイルールがある以上、依頼を受けたことになってしまったのなら
成功のために尽力しなくてはならない・・・
なるほど、彼女と共によく妙な依頼に参加している人達が
何故何度も彼女の持って来る依頼に参加していたのか不思議に思っていたがこういうことか
こうなってしまっては腹をくくるしかない・・・
今回の依頼がまともなものであることを祈りながら、彼女に連れられて依頼者の元へと向かうことにした
あの忌まわしき街、練達の再現性東京へ