公認設定一覧
ナチュカ ラルクロークが公開している公認設定の一覧です。
茄子子の大願
――信仰と共にあれ。善行を続ければ、いつか凶事に出会おうとも、数多の救いが君を助く。(シェアキム著作より)
茄子子はその言葉を曲解し、「今まで自分がしてきた善行と悪行を天秤に乗せて、善行の方に傾くなら何をしても許される」という頭のおかしな考えを持つに至った。
その考えの元、シェアキムを王座から引き摺り落としそして自分のものにしようと画策している。
では実質的に「天義を滅ぼす」ほどの悪行が許される為には一体どれほどの善行を積めばいいのか。
結論として、茄子子は「練達を救う」ことを選択した。そのためにひとつの宗教を自分の物にし、三塔に取り入って来た。
全ては自分のエゴのため。少しでもいい子になるためだった。(300文字)
茄子子はその言葉を曲解し、「今まで自分がしてきた善行と悪行を天秤に乗せて、善行の方に傾くなら何をしても許される」という頭のおかしな考えを持つに至った。
その考えの元、シェアキムを王座から引き摺り落としそして自分のものにしようと画策している。
では実質的に「天義を滅ぼす」ほどの悪行が許される為には一体どれほどの善行を積めばいいのか。
結論として、茄子子は「練達を救う」ことを選択した。そのためにひとつの宗教を自分の物にし、三塔に取り入って来た。
全ては自分のエゴのため。少しでもいい子になるためだった。(300文字)
関連項目
- SS 『ワールドエンド・ホワイトホール』
種族
茄子子は飛行種である。彼女の背中には、本来雀の翼が生えている。
しかし、変化によってそれを隠し、自身を旅人だとして振舞っている。彼女は家出をし、名を捨てた齢10の頃から、プライベートを含めて一切翼を出していない。
その事実を自分から打ち明けることは余程のことがない限りは無いが、ギフトや観察眼などのその他要因によって飛行種であると見抜かれる事に関しては構わないと思っている。
それを見抜けるような人は、往々にしてその秘密を自分の交渉材料にしたがる。つまり自分から隠してくれる。
そして万が一バラしたとしても『茄子子』が直接翼を出したことは無いので、それが真実だと捉えられる可能性は低いと考えているからだ。(298文字)
しかし、変化によってそれを隠し、自身を旅人だとして振舞っている。彼女は家出をし、名を捨てた齢10の頃から、プライベートを含めて一切翼を出していない。
その事実を自分から打ち明けることは余程のことがない限りは無いが、ギフトや観察眼などのその他要因によって飛行種であると見抜かれる事に関しては構わないと思っている。
それを見抜けるような人は、往々にしてその秘密を自分の交渉材料にしたがる。つまり自分から隠してくれる。
そして万が一バラしたとしても『茄子子』が直接翼を出したことは無いので、それが真実だと捉えられる可能性は低いと考えているからだ。(298文字)
羽衣教会の発祥
「翼とは大空の象徴であり、届かぬ頂きの象徴である」
羽衣教会とは、ここ100年ばかりの間に練達で生まれた新宗教であり、練達という土地の特色を色濃く受けている。
練達に多く住む旅人ではなく、それらを取り巻く純種にこそ、羽衣教会という宗教は求められた。
忌むべきである魔種。その呼び声を跳ね除け、そして寄せ付けない、旅人という存在。
それになりたい者がいた。
彼は、修行を繰り返し、何時しか白く輝く翼を手に入れた。そして、魔種の呼び声を跳ね除けて見せたのだ。
ただの人間種が、だ。
彼──カロス・メナイサは崇められた。
そうして、翼を象徴とした宗教、「羽衣教会」が誕生した。
その翼が偽り(魔種)のものであるとも知らずに。(300文字)
羽衣教会とは、ここ100年ばかりの間に練達で生まれた新宗教であり、練達という土地の特色を色濃く受けている。
練達に多く住む旅人ではなく、それらを取り巻く純種にこそ、羽衣教会という宗教は求められた。
忌むべきである魔種。その呼び声を跳ね除け、そして寄せ付けない、旅人という存在。
それになりたい者がいた。
彼は、修行を繰り返し、何時しか白く輝く翼を手に入れた。そして、魔種の呼び声を跳ね除けて見せたのだ。
ただの人間種が、だ。
彼──カロス・メナイサは崇められた。
そうして、翼を象徴とした宗教、「羽衣教会」が誕生した。
その翼が偽り(魔種)のものであるとも知らずに。(300文字)