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公認設定一覧

ラズワルドが公開している公認設定の一覧です。


うまれた貌(全員に公開)
深緑の迷宮森林に古くから住まう猫獣種の小さな集落出身。
獣姿で生まれ育ち、外界との交流手段として成人と共に人型になる術を教わる一族。
ラズは「瞳が青いままの子は丈夫に育たないから」という理由で捨てられたが、それを本人が知る由も無い。
故に獣姿のまま人語も操れずに彷徨っていた幼いラズは『獣種』ではなく『ただの捨て猫』のようだった。
(162文字)
カズサ ユカリ(全員に公開)
上総 紫璃

極度のファンタジー嫌いの青年は、混沌世界に特異運命座標として組み込まれることを拒絶する。
唯一ローレットに融通して貰った猟銃などの得物を手に、祖父から授かったサバイバル技術で狩猟や採取によって生計を立てていた。

ある日、大きな町や人には寄り付かない野営生活の途中、深緑の森で子猫を拾った彼は旅の道連れを得た。
しかし、いつしか育ち過ぎたそれが獣種という自身が忌み嫌う住人だと気付く。
葛藤の末、8年もの思い出を全て置き去りにして行方を晦まし、練達の地へ足を踏み入れた。

ラズの命の恩人にして名付け親、初恋の人。
彼がくれた『ラズワルド』の名は、捨てられた理由である空色の瞳が由来という皮肉。
(294文字)

野良猫(全員に公開)
ユカリとの約束通り、決められただけ待つ間にたくさん泣いて鳴いて『さよなら』をした。
それから、彼を探すことなく、森で獲物を狩る生活を始めた。
野生の中で『大人』として生きていけるだけの力は十分にあった。
それでも足が町へと向かってしまうのは人肌を知り、孤独を知っているからか。
たったひとりに愛されて甘やかされた世間知らずの『子供』が、次もまた、親切な人に巡り合えるとは限らない。
騙され、傷つけられ、嫌でも理解させられ、たくさん泣いて鳴いて『さよなら』を繰り返した。

——そうして、今のラズワルドになった。
(248文字)
かたどる貌(全員に公開)
人里に出て生活するために得た人型の姿は、どこかユカリの『面影』を感じるものだった。
無意識であり、本人はもう捨てたつもりで捨てられなかった唯一の『執着』の発露。
鏡を覗き込む度に思い出し、もう戻らないと理解する度に擦り切れ、『縛られず執着せず捨てられる前に捨てる』という信条を何度でも胸に刻み、『過去』として乗り越えていった。
それでも、一度入った『罅』は消えることはないのだけれど。
(189文字)

関連項目

  • SS 『
食生活(全員に公開)
味覚がほぼ死んでいるので、『美味しい』ではなく『食べられる』判定が主。
拾って育ててくれた恩人が極度の味音痴(無自覚)であり、幼少期から悲惨な食生活を送った結果。
NGは毒、噛みきれない、臭い(鈍ると困る)。
危険なものは嗅覚(野性の勘)と、恩人から授かった知識(味覚を犠牲にした対価)で避ける。
(145文字)
設定中アルコール(全員に公開)
喉を焼く刺激、香り、それから酔うこと自体を楽しむ。
それは愉快で、滑稽で、人の心に隙を生むものだから。
強い・高い・香りの良いお酒が好み。
酔いにはそこそこ強いのでまず空気で酔う。
酔いが進むと絡み、脱ぎ出し、安全だと認識した場所では最後にストンと寝落ちる。
絡む相手(犠牲者)を探す時にはギフトを活用。
(147文字)

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